蕎麦作りには湿害が一番怖いと書いてあったが、私の場合は　キジバトと
スズメの食害がこたえました。二度目に蒔いた所は殆ど全滅です。最後に蒔いた所は蒔き直して鳥害ネットを掛けてみました。キジバトはその上に乗って種をついばんでいました。子供の時やった　ゴム管のパチンコの大きいのをツバキの木の股がよいと　知って作りました。弾は御影石のかけらです。
キジバトの蕎麦に着弾すると土煙が立って　流石のキジバトも飛び上がります。この頃は私を見るとすぐに逃げ去る様になりました。まだやっと花が咲き始めたばかりなのに御影石の石臼を買いました。２０センチの小さい物です。
大変綺麗で墓石みたいにピカピカです。試しに玄米を挽いてみましたが、
ソバガキくらいはすぐできそうです。御影石のすり鉢は　その内に歯がすり減って目立てをしなくてはならないそうで　今の内にと　目立ての工具を通販で買いました。モリブデンの所を磨いたり、黒塗りの所にエナメルを吹き付けたり　ウシコロシの柄に太めの木綿の紐を巻いて　漆を塗りました。
柄の柿渋もはげ掛かっていたので　お手の物の柿渋を丁寧に塗り込みました。漆は最低五日塗り続けます。かなり宝物の感じになりました。
まだ無いのはコネ鉢と　包丁です。のし棒は大理石で先年手作りしてあります。木の棒も一本買いました。名人の作った漆塗りのｺﾈ鉢は値段を聞いたら
４万円でした。少し勿体なくて　口が曲がりそうです。