今年も行ってきました。
佐久間新そばまつり。
dojouさん、めだかさん夫婦、釘腕アトム2さん、そしてボク。
総勢5人で、佐久間地域自治センターの駐車場で毎年開催されている、
「佐久間新そばまつり」へ行ってきました。
11時過ぎに現地へ到着したときには、人気の蕎麦ブースにはすでに長蛇の列。
30分待ちくらいです。
すると、ちょっと離れたところを、知った顔が通って行きます。
樹樹さんです。すでにお蕎麦の試食もして、蕎麦打ちの道具を
買おうと思っていた。とのこと。
最初の蕎麦は、いきなり長く待つのも嫌なので、
比較的列の短い「がんばらまいか佐久間」へ。
「うん、まあまあ普通においしく食べられるね。ツユは少し甘めだね。」
次は、本日2番人気の「白河関そば道場」の鴨そば。
「ん?なんだ?なんだかちょっと変だぞ。ツユもなんだかぼんやりした感じで、蕎麦もあんまりコシがないねえ。」
一同の大方の感想です。
気を取り直して、本日1番人気の「磐梯そば道場」の高遠そばです。
さて、どうでしょう?
「あれ?こんなんだっけ?なんだか蕎麦の太さもバラバラだし、
ツユも超薄味。そのまま温蕎麦のツユにしてもいいくらいの薄さ。」
本日4食目。地元「遠州浜松そば道場」の冷蕎麦です。
ここは毎年、青蕎麦(蕎麦の実が完全に熟す前に収穫し、蕎麦粉にしたもの)を
提供しています。蕎麦の色がほのかな緑色をしています。
このお蕎麦は、コシもしっかりしていて、ツユもかつおだしがしっかり効いていて、
しっかりした味でした。うん、おいしかった。
まあ、今回はちょっと味の点では残念な新そばまつりだねえ。
でも、けっこう地元の蕎麦打ちの人たちも頑張っているのがよくわかった
新そばまつりでした。
ということで、そいじゃあ、自分たちで口直しの蕎麦会を近いうちに開きましょう。という話になりました。
詳しいことが決まったら、あらためトピックへアップしますので、チェックしてくださいね。
ブースの中をのぞいてみると、みなさん頑張ってお蕎麦を打ってます。
今年も「磐梯そば道場」の長谷川さんも来てました。
毎年長谷川さんのすばらしい手業を見せていただきながら、
長谷川さんからいろいろなお話を聞かせていただいて、
とても参考になります。
さて、今年の驚きの一品は・・・
これ、スポーツ用品のミズノ社製、「ランバードのし棒」です!
バット職人が作った手打ちそば用ののし棒だそうで、
なんと、1本3万円!
「スゲーのがあるんだねえ。」と蕎麦研一同、目が点になってしまいましたが、
ボクたちが見ているその前で、立て続けにお二人の方が買っていました。
「お金あるね~!」「よっぽど腕もいいんだよね、きっと」
なんて、蕎麦研メンバーは、心の狭い内緒話をしてしまいました。
(本音は、「うらやまし~」ですね)
でもこのランバードのし棒のPR用のチラシには、
この新そばまつりでもおなじみの、会津桐屋の唐橋名人と、磐梯蕎麦道場の長谷川さん、NHKの趣味悠々の講師をした高橋名人の3人が、顔写真入りで載ってました。
ということで、磐梯蕎麦道場の長谷川さんも、ちゃんとランバードののし棒を
使ってました。
さらに、下の写真の左側の細いのし棒は、イチロー選手が実際に使ったバットを
削って蕎麦打ち用ののし棒にしたものだそうで、長谷川さんは、こののし棒ですでに
5万食分の手打ちそばを打っているんだそうです。