三笠幼稚園家庭教育学級 『子どもの入学に備えて小学校の先生からお話を聞く会』
2012年12月27日 09:07
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平成24年12月12日(水)、三笠幼稚園にて年長の保護者を対象に「小学校入学にともなう親子の不安をやわらげる」ことを目的とした学習会が開かれました。
当日は、西郷小学校の青島先生と田中先生から、入学に備えて親として今から心がけておきたいことや、入学までに子どもたちにできるようになって欲しいことなどについて、話を伺いました。 学習会を前に『入学にあたり、不安に思うこと』について事前にアンケート調査を行ったことろ、学習面や生活面、また人間関係等について不安に思うことや知りたいと思うことがたくさん出され、その質問に対しても、お二人の先生は丁寧に答えてくれました。 ●時計の読み方や数字、仮名などは、日常生活の中で興味をもたせるといい。 ●家庭での学習時間は、学年×10分と言われている。20分ぐらいの集中力が欲しい。 ●小学生のうちは、復習を大事にしたい。新しい教材に出会う感動体験をさせてあげたい。 ●支度が遅い原因は何かを考え、工夫する。夜寝る前に支度しておく習慣をつけたい。 ●「ぼくはだめだ。」とすぐにあきらめたり、自尊感情に欠ける子どもが増えていると言われている。結果だけを見るのではなく、過程をしっかり見て子どもの頑張りを認めることが大切。やる気を削いでしまうと意欲もなくなる。 ●日ごろから学校での出来事や都合の悪いことも話せる親子関係を作っておくことが大切。 ●親のエゴで子育てをしてはいけない。 ●あいさつなど人とかかわれる力や、自分と違う人を受け入れられる受容の心を育てることも大切。大人の考え方は子どもに伝わる。 入学にあたっての心得や子育てについて話を伺い、貴重な時間をもつことができました。 最後に、家庭教育学級の役員さんから「子どもの心を育てるには、親とのコミュニケーションがなにより大切」という新聞記事の紹介があり、有意義な学習会が終わりました。 |