ちょっとミステリーな
素掘りのトンネルを歩いてみました。
掛川駅から北へ約5km、国一バイパス西郷インターからは北西へ約1kmの場所に素掘りのトンネルがあります。
掛川市の飛鳥地区と五明地区を結ぶ高さ制限1.7mの小さなトンネルで、横幅の標識はなかったのですが、狭いところでは両手を広げると届きそうな幅で、長さは目測で約100~150m位です。
近くにはホームセンターやスーパーがありそこから徒歩10分ほどで行くことができます。
(西側入り口付近の画像)
上の画像はトンネル西側(飛鳥方面)の入り口付近の風景です。こちら側は完全に素掘りのまま。一方東側(五明方面)は、入り口から奥へ数十メートル間は落盤防止のためか鋼製の円形ドームで保護されその奥(西側へ)は、素掘りのトンネルが続きます。
スタコラ歩きますと5分弱ほどで通り抜けられますが、途中に横穴があります。そこは畳6~8畳ほどの暗闇の間になっていました。
(トンネル内の苔(?)と途中にある横穴)
次は東側〈五明地区)から見た風景をご紹介します。
山の中のさみしい道ですので、近くに舗装された山越えの道があるため地元の人もあまり利用しないようですが、ハイキングなどでは通る人もあるようです。
横幅が狭いので、軽自動車でも通行は無理かと思いますが、撮影時ミニバイクがライトをつけながら通過して行きました。
このトンネルの歩行部分は舗装されていて乾いており通行可能ですが、電灯はありません。出口が見えるので暗い中を承知で抜けることも可能ですが、やはり安全のため懐中電灯があるといいでしょう。
街中に近い場所にある素掘りのトンネル。春、暖かくなったら通ってみるのもいいかも知れませんね。
取材・撮影: 市民記者〈Ann〉 (26-40)