NPOプレゼント講座2014 - トピック返信
【レポート】第2回中東遠地域 市町・市センター会議
■日時 平成27年2月25日(水)14:00~16:00
■会場 掛川市竹の丸
■内容
1.開会
2.各市町・センターの市民活動・協働の様子について
3.平成26年度NPOプレゼント講座の実施状況及び振り返り
4.平成27年度事業計画について
5.その他
6.閉会




【各市町・センターの市民活動・協働の様子について】
○磐田市市民活動推進課
3月13日に「まち美化パートナー情報交換会」を開催する。他の団体の活動内容を聞き、意見交換する。企業、活動団体、小学校PTAなど、様々な立場の団体が発表することになった。
3月22日には、市民活動協働フェスタを実施。団体ブースで、活動のお知らせ、体験、販売などを行う予定。
また、4月1日からはNPO法人認証事務が始まる。今、手引きを作っている。



○掛川市生涯学習協働推進課
2月議会に、自治基本条例の下部条例である「まちづくり協働推進条例」を上程する。
各地区に「まちづくり協議会」を設置し、協働で進めていくことになる。
4月には「協働センター」が掛川市役所内にオープン(協働推進課の直営)。市民活動やまちづくり協議会の中間支援を担っていきたい。

3月15日には、NPO法人掛川シニア交流研究会とともに「協働のまちづくりフォーラム」を実施。「人口減少時代に輝く地域」をテーマに、各地区ごとの人口動態を推測したものを提示していく。各地区の現状の気づきになれば。
基調講演は京都大学の岡田知弘先生による「人口減少時代のまちづくり」。その後、ワークショップと全体発表、講評を行う。



○森町企画財政課
合併60周年を記念して、補助金の要綱を変え、60周年に関連したものであれば、補助金の額や率を上乗せする。パワーアップしたイベント等を開催していく。



○菊川市地域支援課
市民税の1パーセントを地域づくり団体に交付する「1パーセント地域づくり交付金」の来年度の募集を締め切ったところ。

1月末には「セカンドライフセミナー」を実施。60歳以上がターゲットで400名が来場。菊川市には、NPOもあるし、コミュニティ協議会もある。そうした地域活動に参加するのもセカンドライフの一つであることを、知ってもらう機会になった。来年度も継続してやっていく予定。

ガイドブックは来年も発行予定。活動紹介から少しずつバージョンアップして、協働事例なども載せていく予定。




【平成26年度NPOプレゼント講座の実施状況及び振り返り】
■実施状況
○NPO法人磐田まちづくりネットワーク 三輪邦子
このプレゼント講座の特徴は、参加者が動員ではなく、自分の意志で参加していること。アンケートを見ても、ストレートな感想を寄せてくれている。いろいろな立場の人がいろいろな視点で参加しているのを実感する。

今年度は「掛川市」「菊川市」「磐田市」「袋井市」の4会場、地域ごとに開催してもらったが、それぞれ特徴のあるテーマで講座が開催できた。会場も各地区それぞれの魅力的な会場で実施できたのが大きな特徴だった。

各市町にテーマの企画から上げてもらったが、結果として「歴史文化」「生き方」「減災」「高齢者」など幅広いテーマで、たくさんのヒントをもらえた。
特に掛川の開催では、【まち歩き】と【事例発表】の両方あり、とても興味深い講座になった。

また、磐田は予想以上の参加人数となったが、若いママたちの活動発表を入れることで、若い人の参加もあったのがよかった。多くの団体を巻き込み、その団体の人脈やネットワークで参加者を増やしていくことも大事だと実感した。情報発信でも力を発揮する。

○NPO法人シニア交流研究会 染葉祐一郎
掛川の大日本報徳社、菊川の赤レンガ倉庫など、会場が非常に魅力的だった。
それぞれに特徴のある講座ができたと思う。
先ほど三輪さんが言ったように、掛川市は「フィールドワーク」と「講座と意見交換」が一緒にできたのがよかった。

今年度は「参加費なし」でやってみたが、無料だとやはり誘いやすかった。これまで、中東遠地域では無料の講座が多く、有料だと何となく抵抗感がある土地柄でもある。特に単発ものだとお金をいただきにくい。



○NPO法人スローライフ掛川 河住雅子
今年度も掛川市の地域SNS「e-じゃん掛川」を活用して情報発信を行った。情報の拡散にはフェイスブックなども活用したが、アクセス数を見ていると、今年の講座のレポートだけでなく、昨年までのレポートにもかなりのアクセスがあることがわかった。各団体の事例発表のレポートが、記録としても読まれているということ。アーカイブ機能として、地域SNSが活用されていることが実感できた。

来年度以降は、レポートとして読まれるだけでなく、さらに意見交換にまでできるよう活用促進を考えていきたい。

■講座を振り返って
○菊川市地域支援課
菊川市の開催は、企画と運営を全面的に団体さんにお願いしたが、企画を立てる段階から行政と連携できれば、もっとよかったと思った。他のNPOにも、もう少し早くから紹介できたと思う。
講座の企画をある程度任せるのは、NPOが育つこともにつながるので、そうした点ではよかった。

○掛川市生涯学習協働推進課
参加者の多くが、改めて掛川のまちを知る機会になり、フィールドワークはとてもよかったと思う。

○磐田市市民活動推進課
防災訓練の前日の開催で、自治会役員や議員、市職員、市民など、想像以上に多くの人が集まった。社協や自治会を巻き込んでやれたのもよかった。


【平成27年度事業計画について】
○NPO法人磐田まちづくりネットワーク 三輪邦子
基金協会の担当者から「中東遠地域は、草の根的に活動団体をひろって事例紹介し、レポートまで残してくれるので、こちらのやってほしいこと、求めていることをやってくれている。ぜひ、続けてほしい」と評価をもらった。
来年度、どうなるか決定ではないが、来年度以降も続けていく方向で企画案を出していきたい。

○NPO法人シニア交流研究会 染葉祐一郎'
魅力ある現場をフィールドワークしながら講演や意見交換も行う、という流れがいい。

○NPO法人スローライフ掛川 河住雅子
行政側から、他の市町に紹介したい団体をあげてもらい、協働で企画を考えていくのもいいのではないかと思う。困ったときに、行政がサポートしてくれるのは心強い。先ほどの菊川市さんのお話ではないが、NPOが育つ機会にもなる。



○NPO法人磐田まちづくりネットワーク 三輪邦子
皆さんの意見をまとめると、今年度と同様に各市町でテーマを設定してもらい、現場をフィールドワークしながら事例紹介を行うのが良いように思う。

例えば、
森町ならば、春と秋に実施する「町並みと蔵展」を見ながら、主催者に話を聞く。

菊川市ならば、せんがまちの棚田。主催者、企業、学生の皆さんからお話を伺えれば、連携の形が見える。

掛川市ならば、6月にオープンするステンドグラス館で、寄贈者の方のお話を聞く。

磐田市では、お宝発見隊の事業がある。来年度は樹木に焦点をあて、バラ園の方にお話を聞く予定。連携して実施してもいい。

今日、御前崎市と袋井市が来ていないが、御前崎市ではお櫃おさめや公園の整備があり、袋井市は法多山など観光名所がある。

「中東遠お宝発見」のようなテーマで、自然、歴史、文化など、様々な「お宝」を実際の現場で見て、講義も行う形式で進めてみようと思う。
地域の美味しいものを取り入れれば、参加費も実費としてもらいやすいかもしれない。
この方向で、今日参加していないが、御前崎市、袋井市にも打診してみて、企画案を作っていきたい。
皆さん、よろしくお願いします。



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【レポート】第2回中東遠地域 市町・市センター会議 - 15/02/27 12:53 (中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会)