市役所に連絡する必要無し!
2017年08月10日 17:02
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既報でニホンカモシカがケガをしておる事は掲載すみです。( 2/28撮影動画 ) 2/9撮影の写真にもワイヤーらしきものが写っていることも後から分かりました。 6カ月が経過したと言うことです。
2017.08.10 6:30ごろ 2017.02.29 まだ冬毛ですね 半年ぶりの2ショットでしょうか? ワイヤーらしき物もある 左がオス 右がオス
カモシカは、正面からみた場合、斜めから、横顔と角度により受ける印象が違います。 角では雌雄を判断出来ないとネット情報から理解しておりました。 今日得た情報では、オスの角は先端が細くとがっている、メスの方が太い。 確かにその様に見えます。
町の年配者から、『 HP掲載も良いが、あなたが発見者なのだから 市民の義務として市役所へ連絡しなきぁ 』と話しがありました。 他の人からも『 かわいそうだから、治療してもらわなくちぁ 』と。
なにしろ特別天然記念物なのですから。
ネットで調べました、掛川市の場合です。 ( その後、教育委員会へ電話連絡を入れました。)
色々な市町が市民・町民に対してカモシカを見た場合の対応を載せています。 菊川市のものもありました。いずこも同じです、国が定めた基本の方針があるからでしょう。
今回のHPに掲載している状況( カモシカが自分で歩いて行動している )では 市への連絡の必要が無い。連絡を受けても何も対応を取らない。
ケガのため動けず、人の歩行や車の通行の妨げになる状況では対応を行なう。
原則、野生での回復をめざし、保護捕獲は行いません。 これが国が定めた基本方針なのでしょう。
ケガをしているカモシカを治療する事は殆ど無いのかも。 仮にこのオスが今後、このケガが原因で死亡する事があってもそれは自然の摂理であり 致し方ない事であり、積極的に保護・捕獲して治療を行なう事はしない方針と言う事です。
犬や猫は飼い主が病院に連れて行き治療をしてもらえるが、カモシカの場合それは無い。 その意味では、かわいそうなカモシカです。
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