掛川西高の西側にある瓦橋、この橋をわたったすぐのところに小さな教会があることをご存知でしたか？
逆川沿いを散歩していて、見つけました。

1886年創立の日本キリスト教団掛川教会です。現在の建物は、昭和9年（1934年）5月に建てられました。昭和初期には、こうした木造の教会建築がよく建てられていたようです。

築78年の建物は、建物の痛みが激しく、10年来の望みであった建て替えが決まりました。11月4日の礼拝を最後に、この建物は、取り壊されます。
建て替えられる教会は、現在の雰囲気を残し、使える道具などは新しい教会でも使われるということです。

この度、牧師である高桑義雄さんの許可をいただき、教会内を撮影させていただきました。
昭和初期に建てられた教会建築の雰囲気を、ご覧ください。


【YouTube】昭和初期の教会建築 ～建て替えられる掛川教会～

【取材を終えて】
しんと静かな空間で、ゆったりした時間を過ごさせていただきました。
安全な建物になるのはもちろん嬉しいことですが、まちなかからまた一つ、風情ある建築がなくなることに、ほんの少しさびしさも感じました。

いま掛川教会ではみんなで楽しく礼拝をしています。
新しい教会の中に古い教会の雰囲気が残っていてとてもいいです
古い建物は六歳の時から見ていたのでなくなるのはさみしかったですが
新しい会堂での礼拝はとても楽しいです。
みんな元気で、うれしいです。

jonjonさん
コメントありがとうございます。
懐かしい建物、懐かしい路地、まちなかからいろいろなものがなくなっている今、こうした解体のニュースはやっぱりさみしいですね。

でも、新しい建物の図面を見せていただきましたが、なかなか素敵な感じなようですよ。

昨日（11/4）の静岡新聞に「築78年・木造『掛川教会』“昭和の遺産”見納め」の記事が載っていました。
今月20日以降には解体されるということです。見学などについてのお問い合わせも、受け付けているようです。

静岡新聞（平成24年11月4日）.pdf

こどものころ、日曜学校に通っていたことがあります。
なつかしいです。
なくなってしまうのは残念ですね。