静岡県が定めた地域防災の日（毎年１２月第１日曜日）
にちなんで、第３４回目の地域防災訓練が県内３５市町
で行われます。４２００団体６１万人の参加が予想されます。
今年のスローガンは【大事な人、助けるためにはまず自分】。
たぶんわたしは３４年間この訓練参加は欠かしたことはないと
思います。こどもだった時期からは４０年以上訓練しています。

今年は熊本地震はじめ災害の多い年でした。
中日新聞さんの社説でも『天災は忘れる間もなく』という見出しです。
天災は忘れた頃にやってくる、という言葉は、もはや災害が世界的に頻発
している時期には通用しなくなっております。
40年間巨大地震が沈黙し続けている地域に住む静岡県民としては「今にドーンと
大きなものがやってくる」そう感じている人も多いはずです。
たまりにたまったエネルギーの放出がいつなのか？誰もが知りたいことです。
しかし、裏返すと阪神淡路大震災を筆頭にここ20年間の様々な災害は、予告や
警告でもあり、被害想定見直しや災害関連法の見直しを示唆しました。
犠牲になられた方々や遺族の悔しさを少しでも分かち合えた自分たちはこのプロセスを
大事にしなければ、と思っております。自然は厳しい、でもその厳しさの中に
警告という優しさを実感した１年でした。映像は東日本大震災支援活動の様子です。

静岡県の地域防災訓練は６９万５千人、４，４００
団体が参加し行われました。県民全体３６８万人のうち
約１９％の人が参加したことになります。
掛川市と菊川市はゴミ処理施設（掛川市　環境資源ギャラリー）
で災害廃棄物の仮置き場模擬訓練を行いました。
掛川市・菊川市は2016度中に処理計画をまとめる予定です。
災害時大量に出る廃棄物、他県の応援を受けての処理も
課題です。写真は熊本での岡山支援車、茨城豪雨での廃棄物仮置き場。

毎年恒例となった構江自主防災会の炊き出し訓練は
松浦給食給水班長（男性）が中心にアルファ米３００食
とお茶の炊き出しを行いました。終了前の反省会も真剣に
行いました。また森川副区長（女性）もジャンパー姿で
テキパキと仕事をこなしておりました。
平成１７年度からの区の男女共同参画も定着しました。

構江自主防災会の訓練は９時開始、１１時３０分終了
無事訓練を終えました。
かまえ遊園地では消火器・バケツリレー・炊き出し訓練
公民館では、防災講座・救護訓練を行ない、総数３６９名の参加となりました。
お天気にも恵まれスムーズな運びとなりました。
役員の皆様も最終片付けを終え１２時３０分に解散しました。
お疲れさまでした。

全区民の安否確認完了

未確認区民なし

家屋被害にあるが、火災発生なし。

けが人の内、重傷者２人は救護所到着済み