掛川市防災士の会の「掛川城御殿などに感震ブレーカー設置」
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掛川城御殿などに感震ブレーカー設置
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2018年03月28日 23:45
掛川市と日東工業が「地域防災システム実証プロジ ェクト」を6月から開始し、、 「高機能感震ブレーカー」を掛川市内の歴史的文化財や公共施設など2 4箇所に30台を設置。IoTを活用して、各建物の震度3以上の揺れ・建物の傾きなどのデータ を取得し、迅速な被害状況の把握、建物の簡易劣化診断などにより、今後の防災政策に利活用する システムを実証します。
重要文化財などでの画期的な試みかと思われます。

大災害時の通電火災などでの、感震ブレーカーの設置の有効性が言われていますが、震度5での感知では被害の程度が軽い場合は、真っ暗になってかえって危険になってしまう場合があるかと思います。
反応して落ちたブレーカーをすぐに戻して、あとで通電火災になってしまっては元も子もありません。
感知を注意して設置しましょう。
ブレーカーが落ちた暗い中でも動けるように、懐中電灯などを蓄光テープなどを張ってすぐに探せるようにしましょう。

東日本大震災における電気に関係する火災の原因分析についても発表されています。
(1)地震動に関係する火災として、電熱器具関係と電気機械器具が多い。 (2)通電に関係する火災は、電熱器具や配線(器具付きコードを含む)からが多い。

災害に火災はつきもので、東日本大震災では計145人が焼死しました。
津波で石油タンクや船舶から漏れ出た燃料が、がれきに着火する「津波火災」が被害を拡大しました。
 熊本地震と同じ内陸直下型の阪神大震災では、古い木造家屋が密集する神戸市長田区を中心に大規模火災が長時間続き、計7500棟が焼損しました。兵庫県内では犠牲者の7%にあたる計403人が、火災で亡くなりました。熊本地震では、計16件の火災が発生し、1人が犠牲となりました。炊事の時間帯に重ならず、暖房器具を使う季節でもなかったのが出火件数が少なかったことになると思われます。
九州電力は今回、通電再開を知らせる広報車を被災地に巡回させました。また、倒壊した家屋については、火災の危険性が増すと判断し、電柱から家屋につながる「引き込み線」を切るなどの対策を取りました。

それでも通電火災はゼロではなかったそうです。
火災が広がっては何もかもなくなってしまいます。
設置には補助金が出ますので、家庭にも感震ブレーカーを設置しましょう。

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