平成２８年４月１４日の熊本県を中心とする一連の地震活動を「平成２８年熊本地震」といいます。
「平成２８年」というこの名称は、また大きな熊本地震が起こる可能性を暗示しているのかと考えてしまいます。

観測史上初めて短期間に同じ地域で震度７の地震が２回発生した大地 震であり、過去の直下型地震と比較しても長期間にわたり数多くの地震が発生したこと が特徴として挙げられる。また、震度１以上を 4,131 回、震度５弱以上も 24 回観測（平 成 28 年 11 月 8 日現在）し、多くの家屋や複数のビルが倒壊したほか、熊本県や大分県 の各地で土砂崩れや道路崩壊などの甚大な被害が発生した災害でした。
丸２年がたって局地的な被害だったので、復旧も早いと思われていましたが、まだまだいろいろな問題もクローズアップされています。
現在までに直接の地震被害死亡者の、４倍以上もの災害関連死が報告されています。
熊本地震の概要が報告されていますが、それ以上の被害が想定される南海トラフ地震などにはどれだけ備えても、焼け石に水にも思えますが、自分や自分の大切な人を守るには何もしないでいるわけにはいきません。
自分たちが経験していないからこそ、過去の災害から学び活かしましょう。

平成 28 年熊本地震の概要.pdf