掛川市の西部、和田岡地区に5世紀前後に作られたという古墳群「和田岡古墳群」があります。
市内の大手種苗メーカーの「サカタのタネ」の研究所付近に、この古墳群のひとつで吉岡大塚古墳は、現在周辺整備が進められ、古墳の回りが公園のように整備されています。
画像は昨年暮れに同地区を通過中に撮影したものですが、おそらく、この春~夏頃には公園としてお目見えするのではないでしょうか。
吉岡地区の茶園の真ん中に位置する前方後円墳は長さが50mくらいあるといわれています。
前述の和田岡古墳群は、5つの地区に分散されていて、この中に前方後円墳が4ヶ所。円墳が16ヶ所、方墳が3ヶ所あります。これらは、国の史跡に指定されています。
さて、再度整備中の吉岡大塚古墳の工事進行中の画像を続けます。工事規制で近くまで寄れませんのでズーム画像でご紹介します。
こちらは位置を変え、前方の方墳方面からの画像です。
石段で古墳の上まで行くことができるようです。公園として整備公開された折は再び訪ねてみたいと思っています。
上の2画像は現在整備中の同古墳を一昨年(平成29年4月。新茶のシーズンです。)撮影したものです。
これまでの古墳の雰囲気も味わってみてください