掛川市の高齢者数は令和3年現在32,510人である。高齢者とは、65歳以上の人のことである。そのうち、敬老会対象者は、80歳以上の人で11,077人である。
掛川市には土砂災害防災訓練がある。訓練実施は当日の9:00からであるが、その日には8:30に避難準備をしなくてはならない。高齢者等はその時間で避難開始をしなくてはならない。
我が地区の世帯数は8である。地区の班長の役割は世帯単位の輪番制でやってきた。高齢者のみの世帯数はそのうちの4である。
だが近頃、高齢者にも班長の役をやらせようとする動きが出ている。その理由は、高齢者をも輪番制に加えないと、それ以外の世帯に班長の番が早く回ることになるとのことである。防災訓練において、高齢者が一足早く非難を開始したら、その班の指揮はどうなるのであろうか。心身ともに衰えている高齢者に班長の役を期待するのは地区の安全を危うくする試みとなるのではなかろうか。
これは全国的な問題であるが、市長さんのご意見はどのようなものでしょうかね。区長さんが集まっておられる我が 'まちづくり協議会' の方々のご意見も伺いたいものですね。
令和3年11月27日
寺嶋眞一