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きのう、親切な人に誘われて、とある講演会に連れて行って貰いました。 最後に先生が朗読した文と同じような文をネットで見つけました。難聴で所どころ聞こえた話ですが内容は似ていると思いました。 「人って当たり前のことに幸せを感じる力が鈍感だ。 何の病気もしない人なら健康であることの幸せは感じない。 五体満足なら五体満足であることの幸せは感じない。 仕事があれば、仕事があることの幸せは感じない。 平和であれば、平和であることのありがたみを感じない・・・。 当たり前のことが当たり前のようにできてしまうと、 当たり前のことを特別なありがたみのある … [続きを読む] |
秋になると目の前にぷらーん、とぶら下がるミノムシに、はっとさせられることがあります。じっと見ていると気配を感じるのか、すすす、と糸をたぐって上がったり、下がったり。 葉くずを組み合わせ、器用にも袋状に整えられた巣を見ていると、一枚一枚はがしてみたい誘惑にかられます。でも、小さな命が苦心して作ったものを壊すような無粋はするまい、と我慢我慢。 彼らはガの幼虫なのですが、あのガの姿になるのはオスだけなのだとか。メスはみのをまとったら、オスを引き寄せる匂いを出しながら、ひたすら待ち、運良く交尾をしたらその中で卵を産んで一生を終えるそうで … [続きを読む] |
『クロマグロ この味わいを伝えたい』2013年9月17日 私たちはマグロもウナギも大好きなのに、彼らを食べ尽くそうとしていることに気づかない。彼らの悲鳴が聞こえていない。このままでは、次世代に魚食文化を残せない。あのおいしさを伝えたい。 「中西部太平洋まぐろ類委員会」(WCPFC)が、クロマグロの未成魚の保護に本腰を入れて乗り出した。 WCPFCは、日本近海を含む海域の資源管理に取り組む国際機関である。 今月初め、福岡市で開かれた小委員会で、三歳以下の未成魚の来年の漁獲量を、二〇〇二年から〇四年の平均より、15%以上減らすことで大筋合 … [続きを読む] |
『男子バレー黄金期と低迷期』【雪辱 やるなら一番に】 東京が2020年五輪の開催を射止めた8日は、バレーボール男子日本代表にとって屈辱の日だった。 愛知県小牧市で開かれた世界選手権アジア最終予選で韓国に敗れ、1960年(昭和35)の初参加以来、14回続けた選手権出場を逃した。 「ふがいない。俺が出てたらなあ」。同県稲沢市に本拠地を置くVリーグ、豊田合成トレフェルサの選手、古賀太一郎さん(23)は寮のテレビの前でもどかしさを押し殺した。日本代表候補の一人だが、小牧の試合には招集されなかった。 身長170㌢はチーム一低いが、度胸と負けん気 … [続きを読む] |
「新税」 野田 充男 お買い上げのバッグ、定価五万円に消費税10%で合計五万五千円になります」 イケメン店員がじっと私を見つめ、付け加えた。 「これに、新税5%を上乗せしてもよろしいでしょうか?」 …えっ? なにそれ。 あっ、そっか。今日から新税がスタートしたんだったわ。払うのは任意だから、気に留めてなかったけど。 近くの女性客たちが、興味津々、私を見てる。 …困ったわ。拒否すると、私がまるで…。しょうがないか。 「いいわよ、課税してちょうだい」 イケメン店員は嬉(うれ)しそうに私のクレジットカードを持って、奥のレジへ … [続きを読む] |
『東京五輪標語を考えた』【世界は一つ今も信じ】 世界中の国旗がひしめくグランドに思わず息をのんだ。ふとひらめいた、あの言葉と同じだったから。 東京五輪が開幕した1964(昭和39)10月10日。13歳だった高間公平さん(62)=名古屋市中区=は、7万人以上で埋まった東京・国立競技場の観客席にいた。肌や髪の色が違う各国の選手団が入場行進し歓声と拍手がとどろいた。「世界は一つになったんだな」 日本初の五輪開催にあたり、組織委員会は標語を募った。全国から寄せられた36万点の中から選ばれた言葉は「世界は一つ 東京オリンピック」。愛知中学(名古屋市千 … [続きを読む] |
『新幹線の元運転士』【運んだ観戦客の笑顔】 東京・国立競技場を目指す聖火が、岐阜県に入った1964(昭和39)年10月1日の午後8時。東京駅ホーム出発を待つ下り最終列車「ひかり29号」の運転席では、当時32歳の川崎由蔵さん(81)=静岡市葵区=ゆっくり呼吸を整えていた。 東海道新幹線はこの日早朝に一番列車が走ったばかり。ホームの人だかりは夜になっても消えなかった。開業当日に運転する緊張で、ハンドルを握る手にじっとり汗がにじむ。「時刻よし…発車」。声を出すと平常心に戻った。 世界最速の最高時速210キロで走る「夢の超特急」は、国を挙げた一大プロ … [続きを読む] |
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