午前10時ちょっと前。 顆粒状の炭酸?を手渡され少量(50mlぐらいか?)の水で胃に流し込む。 水を含んだ瞬間、閉じた唇を押さえた指の隙間から溢れ出そうになる。 目から涙が溢れ、鼻から.... 「ゲップしないようにね!」の言葉もうわのそら。 奥の間に進み、今度は紙コップに入った白い液体を手渡される。 一口すする。 なんらかの味がついているようだ、生ぬるく、気持ち悪い。 喉の奥から、必死に飲み込んだ炭酸ガスに混じって他のものがこみ上げてくる。 時間をかけてゆっくりのどの奥に送り込むことにする。 ガラス越しに白衣の担当者の怒りに満ちた顔が.... そんな呆れ顔しても、「飲めませ~ん!」 口を開けば、せっかく苦労して胃に落とし込んだものを吐き出すこと間違いないので、言葉にできない。 ようやくコップが空になったと思ったら、バリウムを満遍なく胃壁になじませるため、レントゲン台の上で、あっちを向いて、こっちを向いて.... 白衣の担当者の言うがまま... もう、どうにでもしてくれっ! 最後に、異に溜まったバリウムを流し出すための錠剤2錠をもらってオシマイ。 午後からお腹が痛くて、辛く、苦しい!まさに辛苦の一日だ。 |