お名前:釣りたいクン3号
先生、ボーズで充実感を感じているようでは釣りたいクン失格ですよ。
今日はまず潤井川に直行。迷ったあげくにやっとポイントに到着。ライズあり!心あせりながら釣り始めたが、3時間あれやこれやとねばったが、釣れない。やっと2回掛けたが、すぐにバレてしまった。僕はほんとうにアマゴだろうかと疑いだしていた。鯉もたくさん居るのだから。 夕方、小川さんの案内で富士川へ移動。秘密の小川プールへ行った。ここはアプローチの難しい場所で、ここを知っている人は少ないそうだ。広い大きなプールで、対岸までは30ヤードほどあり、深く、底石もあって、すばらしいプールだった。周りには人工物は見えず、外国か北海道のような景色だ。岸にはクレソンがたくさん生えていた。暗くなり出して数種類のカゲロウ(エルモンも出た)、トビケラ、ユスリカが出たが、ライズは全くなし。小川さんが、 「今日はライズはないですけどね、魚は絶対いますからね」 「ここはね、いいときに当たるとライズがたくさん出て、どれを狙ったらいいか迷うほどなんですよ。釣れるとデカイですからね」 と両手を広げた。その幅は35-45センチはあった。 僕はその場所がすっかり気に入ってしまった。他の釣り人が来ないのがいい。そして、釣れたら銀ピカのヒレピンのアマゴ(ほとんどサツキマス)なのだから。 この場所の写真を撮ってあり、ネット用に小さくしてあるが、考えてここには載せないことにした。この日記も誰が見ているかわからないのでバレては困るからだ。4月末までの釣り場なので、もう何回かは通ってみようと思っている。 帰りにはウナギをたべて、足柄サービスエリアの金時の湯に入った。洗い場では4人の男が体を洗っていたが、そのうちの2人の背中には見事な彫り物があった。一人は毘沙門天のようで、青一色。もう一人は竜で、これは緑と赤の立派なものだった。 体が温まり、外に出ると冷気が気持ち良かった。アイスコーヒーを飲みながらタバコを一服。 ふたたび東名を走り出すが、癒されてスピードを出す気にならず、100キロの制限時速ぴったりで帰ってきた。珍しいことだ。 魚は釣れなかったが、充実感を感じていた。いい一日だった、と。 |