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2008年07月12日(土) 
想定外の劇的ドラマだった・・・!

高校野球静岡大会も先週から始まり、
今日も、すぐ近所の掛川球場で試合がある。
自分とは縁もゆかりもない高校の試合でも、
夏の地方大会のあの雰囲気が好きで、
試合があればチャリでぶらり観戦に行くのがmy恒例行事。

休日ということでかなり寝坊して起き、
第1試合の速報をケータイでナニゲに見ると、
「静岡西-浜松南」が、なんと延長10回8-8という激闘中!

こりゃあ最初から見るべきだった・・・!と反省しつつも、
今、急いで行けば決着の瞬間には間に合う!と判断し、
ダッシュで自分の庭的な掛川球場へ・・・

球場付近まで行くと、
選手・応援団を乗せた観光バスが連ねて出てきた。
すでに決着がついたことは容易にわかったが、どっちが勝ったんだ??
球場へ着き、掲示スコアで浜松南が延長11回10-8で勝利したことを確認した。

まぁ、この好試合を見逃したのは仕方ないとして、
第2試合「磐田北-誠恵」に期待するしかない。
正直、高校野球的には名門ではない同士の試合、
入場券買って入っても、5回コールドとかであっさり終了だったりして・・・
そんな勝手な思いも巡りながら、それでも恒例の観戦行事なんで、
入場券を購入し、比較的空いたバックネット裏スタンドに座った。

これまでも無名校同士の試合は幾度となく観戦してきたが、
1人1人の選手達は、3年間の練習に耐え、
そこには様々な想いが込められ、
また、それぞれの家族・知人達の期待と協力のもとに、
その成果を発揮しようと精一杯プレーしている・・・
そしてそれを華やかに懸命に応援する1塁側・3塁側のスタンド・・・
そんなパワーが、ここ掛川球場に集い、展開されていることに、
いつも感慨と感動を覚えてやまない。
それが、いつしか恒例観戦行事となった所以である。

掛川球場第2試合が始まった。

1回表、磐田北は効率よく1点を先制すると、
その裏、誠恵もすぐさま逆点打、1-2とリードする。

すると3回表、磐田北は、満塁からの走者一掃打などで一気に5点を挙げ、
6-2と突き放したかに見えたが、
その裏の誠恵も、2ランホームランを含む連打で6-5と食らいつく。

この辺りから、
内容としては決して高レベルのものではないが、
試合としてはかなりおもしろい展開になるぞ・・・という期待が高まった。

5回表には、磐田北が1点を挙げ、7-5と若干優位に立ったかと思えば、
その裏、誠恵は3点をもぎ取り、ついに7-8と再逆点!

ならば!と磐田北は6回表に1点取って同点に追いつくと、
さらに8回表にはスクイズで一挙2点を奪取するなど計3点をたたき出し、
なんと11-8とまたもや逆点に成功!

8回裏、誠恵はなんとか1点を挙げ、2点差としたが、
さすがにここまでか・・・と迎えた最終9回裏、
ヒットの走者等を脅威の粘りで2人生還させ、
なんとなんと11-11の同点に!!

あと1アウトで延長戦突入、
この球場にはナイター設備がないがどうなるんだ??
・・・という2アウト2塁の場面、

ピッチャー渾身の1球を投げる・・・打った!左中間への打球が飛ぶ・・・
センターがワンバウンドでキャッチする・・・
2塁走者が3塁を蹴る・・・
センターからバックホーム・・・
走者がホームへ突入・・・ボールが左へ大きくそれる・・・
ホームイン!!

11-12x、
誠恵が、9回裏逆点サヨナラという、
なんとも劇的な幕切れでシーソーゲームを制し、勝利を飾った。

さすがの夏の陽射しも随分傾いた中、
ベンチから飛び出し、ホーム上で抱き合い歓喜する誠恵ナイン、
そのすぐ横で膝をついて崩れる磐田北ピッチャー、キャッチャー・・・
その明暗鮮やかな光景は実に印象的だった。

 磐田北 105011030  11
 誠 恵 203030013X 12

球場入りした際には思いもよらなかった、
まさに想定外の試合展開に感動し、大満足の1試合だった。
“大会屈指の好カード”以外にも、こんなドラマがたくさんある。
だからやめられないんだよね~・・・そう言わざるを得ない。


試合中、2羽のツバメが、
夏模様の球場上空を気持ちよさそうにずっと舞い続けていた。

閲覧数594 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/07/12 17:56
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