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2008年11月11日(火) 



 『教育とは、優秀な工業労働力を作り出すことである』と言うとビックリする方もいるかも知れません。「優秀な労働力」とは工場やオフィスで働く労働力の事で産業革命以後、日本では明治以後できた考え方です。目先・手先に精神を集中する鍛錬である。日本人の教育は、こうしたものにしかならない。
 勿論、教育には優秀な人格(キャラクタ) を作り出すとか、知的興味を満たすという意味もあるのですが、現在の日本の教育の問題を考える時に、人格・知的興味は大きなポイントではありません。
日本人の知的興味は学問にはならない。日本語では、事実と考えの内容が区別できないからです。だから、アングロ・サクソン流の高等教育は、日本人には4年間の暇つぶしになる。
「今ある姿」のみを述べる人は子供じみている。「今ある姿」と「あるべき姿」を区別無く述べる人は空理空論の持ち主になる。いずれにしても、知的な人間になることはない。
寧ろ社会が教育を子供に施すことによって、知的な成人になってもらいたいと言うことの方が重要なことなのです。



Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.

沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins




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閲覧数862 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/11/11 12:46
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