掛川LSDCフライフィッシング部門の今年最後のスクーリングが段戸湖で行われた。丹沢の渓流釣り場も候補にあがったのだが、掛川からかなり遠いし、フライプレゼンテーションよりもキャスティングそのものの練習が必要との判断から、掛川から近い段戸湖での開催となった。
途中、休憩したところは赤沢弁財天で、古い民宿があり、橋のたもとの紅葉が見事だった。ここで、「電話あります」という看板を見つけた!これは古いと思った。昭和30-40年頃のものか?時間が止まったような雰囲気があった。
後で調べて分かったことだが、このあたり奥三河は名水の里だそうで、赤沢弁財天には有名な「霊水」があるらしい。飲めば良かったなあ、惜しいことをした。
さらに車は落ち葉の降り積もった山道を登っていき、標高900メートルの段戸湖についた。山の上の静かな池で、雰囲気は抜群なのだが、さすがに寒いし、しかも雨だった。
浅場ではいいカタの魚が見えるのだが、虫の飛び方が少なく、ライズも少ない。ドライフライには出ず、沈めても食いは悪い。全体的に状況は良くなかった。
ビギナーの二人、F原さんとK添さんはキャスティングで苦労していた。スクールの合間に自己練習をすると上達するんだが、あまりできていないようだった。今後改善策を考えなくてはいけない。それには「ライズにフライを届かせたい」と強く思わせる必要がある。しかも初心者が届く範囲であって欲しいし、魚はニジマスがいいだろう。そんな釣り場はとこかにあるのか?ある、ある、ウラタンにはあるのです。
先輩に魚が釣れて「俺も!」とか「私も!」と思ってくれればいいのだが・・・。ま、いずれも来年の課題かな。
帰りに食べたうどんが旨かった。