1週間前から掛川城では映画のロケで賑わいました。
以前も御殿では「雨あがる」「伊能忠敬」「水戸黄門」などが撮影されたそうです。
二の丸御殿は江戸時代の建物なので便利なんでしょう!
原作は「武士の一分」などで知られる藤沢周平の本格的な時代劇でそのシーンの1割くらいを御殿にて撮影しました。
本日は最終日だったので御殿の中は大勢の侍や腰元姿の俳優さんたちが行き交い、江戸時代さながらで外人さんも大喜びでした。
俳優さんたちが快く接してくれたので入場制限されたお客さんも喜んで帰りました。
ほかに撮影スタッフの数が68名、俳優さんの倍以上です。
セミや鈴虫の声がマイクに入るということで追い払う人、ずぶぬれになって雨を降らす人など彼ら“縁の下の力持ち”が俳優さんの演技を支えていることを痛感しました。
当然俳優さんも大変です、たった1分くらいのシーンを撮るのに半日以上もリハーサルや取り直しをしてやっとOKが出る訳なので忍耐のいる職業です。
こういう演技を間近で見られ俳優さんたちと会話ができるチャンスがあるのは私たちスタッフの役得ですね。
何度かのリハーサルでセリフも覚えてしまいました。
この間、早朝から出勤してかなり疲れましたが楽しかったです。
明日からちょっと寂しくなります。