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2011年03月28日(月) 
 前回、しばらく別荘に行ってくると書いた。これは、実はシャレであり、正しくは手術のために入院したのだった。たいした手術ではないし、ややシモネタなので、公開するほどのものではなかろうと思ったんだが、実際に体験してみると、この手術のあとはかなり痛く大変でもあり、体験談を公開しておくのも何かの参考になるだろうと思い、書くことにしたというわけだ。

 正式の病名は内痔核(イボジ)でstage 4、便漏れで肛門周囲の皮膚が炎症を起こし、きわめて痛がゆい状態だった。大抵のことは自分で診断できるのだが、肛門だけは自分で診察することは不可能だ(肛門の中を観察しなければいけないので)。どうせ他医に見てもらうなら専門医に見てもらおうと思い、ちょっと考え、横浜の松島病院の名が思い浮かんだ。”痔なら松島病院”といわれるほど有名な病院だ。1924年に現在の院長の祖父が創設者で、以来肛門科一筋(大腸も手がけている)であり、現在は120床を有する日本一いや世界一の痔の専門病院と言っていいだろう。院長の松島誠医師は年間900例の痔の手術をしているそうで、これは一般の外科医の20年分に当たる。
 松島病院を初めて受診したのは2月中旬で、二人の医師、一度目は女医さん、二度目は院長先生に診てもらった。彼は60過ぎだがボクよりはだいぶ若い。
”かなり進んでますね。日帰り手術のような中途半端な治療をすると合併症もこわいですし、再発する可能性が高いんですよ、。この際、根治手術を受けませんか?根治手術の方が安全だし、まず、30年は持ちますよ。ただ7-10日の入院になります”
と言う。また、痔の手術のあとは痛みが強く、特に排便時には死ぬ苦しみらしいのだが、聞くと松島病院では麻酔は硬膜外麻酔(背中から脊髄の硬膜の上まで管を入れ、そこから麻酔薬を注入して肛門のまわりだけを麻痺させる。全身麻酔ではないので安全性が高い)で手術を行い、手術後もその管を2-3日は入れておいて痛みを感じないようにしているそうだ。ウム、それならいいか、手術の腕も彼以上の人はいないだろうしと考え、
”では、頼みます。先生にやってもらいましょう”ということになった。
 手術日は3月25日金曜日と決まった。

閲覧数8,207 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2011/03/28 20:41
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2011/03/29 12:19
    さん
    お名前:

    イボジイさん、がんばって。
    次項有
  • 2011/03/29 14:09
    鉛筆狂四郎さん
    名無しどの

    確かに、イボジイということになるかの。
    ただね、痔主は多いようだねえ。
    この前狩野川解禁焼き肉大会でのことだが、
    参加7人中全員が痔主だったんだよ。うちわけはイボジ5人、痔瘻2人。というわけでイボジイさんだらけというわけだ。
    次項有
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