今日の日本語教室のテーマは「すみません」についてでした。 「ありがとう」もすみません、「申し訳ない」もすみません、「ちょっと通らせて下さい」もすみませんを使います。 他人の家に招待された時に、何かおみやげを持って行きますよネ。 その時に招待した方は最初に「ありがとう」を言わないでなぜか「すみませーん」を言います。 それはテキストによると「おみやげを選んで買って来て頂いた労力と費用に対して申し訳ない」ということで「すみません」を発するらしいのです。 (これが結果として“ありがとう”に当る) そして「これつまらないものですが」「あまりお口に合わないかも知れませんが」などと言って差し出します。 外国人にとってはこれが不思議に思うと思って例を出してみたのですが、東洋系(中国、インドネシア、フィリピンなど)では同じような言い方をすることがわかりました。 逆に西洋系ではダイレクトに「気にいると思うから」「おいしいですから」と言って渡すのが礼儀だそうです。 こうして考えてみると私たち東洋系のDNAは結構似通っているんだなと思いました。 こうして外国人に日本語を教える事に依って、得る事も多いです。 私も各国の挨拶は10カ国以上覚えましたよ! |