今年度では2回目になりますが、多文化共生社会推進協議会が今夜市役所で行われました。
昨年度に完成した計画について私たち市民委員に対して、行政の各担当者から進捗状況を報告して頂きました。
外国人に多言語で情報を如何に伝達できるか?、理解して頂けるのか?はっきり言って凄く難しい問題です。
そのような媒体があっても、そこに辿りつく手段がまだ確立していません。
例えば市のホームページに情報が多言語化され掲載しているとしても、その事自体が外国人にわからないと何にもなりません。
緊急時の病院の電話番号案内を多言語化しても、病院側で外国語が理解できないと話が通じません。
消防署などの緊急通報について、受けた側が多言語で数カ国語の外国語の中から選択したメッセージ音声を流すという対応にしても、受けた人が「どの言語?」かわからないと選択のしようがありません。
幸いにして、市民委員の中に数カ国の外国人が含まれていますので彼らの立場になって更に検討を重ねていけば、より現実的な解決方法が見つかるのではないかと期待しています。
日本人だけで考えてしまうとどうしても「絵に描いた餅」になりがちですからネ・・・。
この先まだ長い道のりになりそうですが、出来る事から実施して行けばいいと思います。
既に実施できている案件もかなりあります。