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2007年05月01日(火) 
 今日は晴れのち雨。
 連休の間の勤務日である。さすがに患者さんが多い。その中に40前くらいの男性の患者が居た。うつぶせに寝かせてパンツをおろすと、尻にはおできのあとがいっぱいあり、肛門のすぐ横に大きなおできができて腫れている。
”これは切らなきゃいかんよ”
と言うと
”はあ、覚悟してきました”と答える。
一瞬だから麻酔はナシだよ、と説明して、
メスでズブリと切ると膿が吹き出した。
”ワア”、とか、”ウッ”とかにぎやかな男だった。
一通りの処置が終わった。改めて患部のアタリを見ると肛門の周りにも毛が黒々と生えていて、いかにも汚らしい。僕が
”男の尻というのはどうしてこんなに汚いのかなあ”
と言うと
”すみません”
と言う。僕は、
”すみませんと言われてもナア・・・”
と応じる。そして、僕は失言をしてしまった。
”これが若い女の尻ならなあ”と言ってしまったのだ。本音であった。すると、彼はちょっとビックリしたような顔で僕を見た。そして次の瞬間〈同感です〉と言いたそうな顔をしたものだ。
 夕方、税理士が来て、申告の報告を受ける。そして、当クリニックの看護師募集に応じてきた二人の看護師の面接をした。44歳と33歳。詳細は割愛。
 夜、雨の中を女房殿と「かつや」にメシを食いに行く。そして、僕はクリニックにもどって、今、この稿を書いている。僕は現在から6日まで連休である。何をしようか?用語辞典をがんばろうか?近場に釣りに行ってもいいし。”武士の一分”は終わっただろうか、よさそうだしね、など、気ままに過ごすことにしよう。今日はここまで、かな。

閲覧数867 カテゴリ日記 コメント7 投稿日時2007/05/01 22:41
公開範囲外部公開
コメント(7)
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  • 2007/05/01 23:37
    kazokunさん
    先生の本音に同感です!
    男だったら、誰しもそうですよねぇ・・・。
    次項有
  • 2007/05/02 02:59
    S藤さん
    このタイトルから、どんなストーリーが展開されるのか気になって、ついクリックしちゃいましたぜ!!
    次項有
  • 2007/05/02 09:17
    僕 病院には随分お世話になっているが、お医者さんは苦手、しかし狂四郎先生は別 ユーモアがあり庶民的でいいなあ。 嘗て耳や首のデキモノを切除した時のことを思い出しています。
     これからも よい仕事を続けてください。
    次項有
  • 2007/05/02 10:57
    鉛筆狂四郎さん
    アハハ、男の尻の話はウケたようだなあ。
    今度は、女の尻の話でも書くか。
    女と言っても、バアちゃんの尻ならよく見てるんだが、若い女の尻は長らく見てないなあ。
    次項有
  • 2007/05/03 21:25
    マツイさん
    ドクター狂四郎さん はじめまして。
    フライフィッシングのスタッフ マツイです。
    先生は脳が専門ですよね?
    頭の先から、尻の毛まで見るんですか?
    次項有
  • 2007/05/03 22:43
    鉛筆狂四郎さん
    反応がややしにくいな。
    確かに専門は脳なんだが、今は町のお医者さんだからネ、何でもみるよ、一応は。
    次項有
  • 2007/05/04 21:16
    マツイさん
    ドクター狂四郎さん しにくいご回答をありがとうございました。
    父の介護をした経験から、何でも相談できるかかりつけ医は ホント助かりますもんね。
    次項有
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