シーズン前に辻尾が広島へ。その時は「長期離脱中で仕方ない」との思いでした。 枝村の移籍は正直言ってかなりショックでしたね。清水の攻撃にはオプションが無く、サイドを封じられるとお手上げ状態。一人でも打開できるCFが居ない状態での、攻撃の駒を一つ失った事はでかかったと思います。枝村自身もインタビューなどで監督の起用方に対して公然と不満をぶちまけていたので、干されるかな?とは思っていましたが、まさか放出とは…。 岩下の放出劇もこれまたショックでした。カードコレクターの彼に、成長を期待するのではなく見切りを付けた監督の眼力は正しかったのか否か?コーチがこの放出劇に対し「せつない…」とのコメントを発しているのが印象的でもありました。 そして今回の小野とアレックス。 今季、シーズンが進むほどに小野のピッチ上での影響力は低下して行った事は紛れもない事実ですが、ピッチの外での影響力は絶大だっただけに残念です。ただし今年始めの契約のゴタゴタを考えると「今季限り」というのは公然の秘密だった訳で、シーズン途中 で移籍金が発生するのならば(未確認)、本人、クラブの双方に良かった選択かと。 同じくアレックスについてもシーズン後に移籍金無しで去られるよりも、良かったのかな?とも思います。まあこれは「今季終了後は居なくなる」ということが大前提ですが…。 これで2010年当時在席していた選手は(正確ではありませんが)大前、杉山、平岡、山本海くらいになってしまいました。尚かつ当時からレギュラーだった選手はゼロ…。 でも、何故かボクはフロントや監督に対して怒りや絶望感はありません。ここは例えが適切ではありませんが「毒を食らわば皿までも」ではありませんが、両者の手腕に期待する気持ちの方が大きいんですよね。 クラブライセンス制度が始まり、赤字は絶対に許されない事となりました。たった20年の歴史ですが、既にビッグクラブと育成型クラブの色合いは鮮明になってきました。 実力的にはカテゴリーの中でも中位以下でも、オリジナル10という名門クラブには間違いありません。 札束で選手をかき集める事は出来なくとも、監督・フロント・サポ・スタジアムの魅力で選手を集めることは可能なはずです。 フォルツァ・エスパルス!! |