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2013年11月22日(金) 

労働者には、マニュアル組とノン・マニュアル組があるという。
マニュアル組は手順書にしたがって正確に作業をする人たちである。
ノン・マニュアル組は、手順書を作る人たちである。未来の内容に矛盾があってはならないので、日本人には不向きである。
日本人は、教育の場において、‘失敗してはいけない’と強く言う。有無を言わせず型どおりに動作・考えを繰り返す練習をする。
マニュアル組の育成である。ノン・マニュアル組は育たない。

必要なものを自分自らの意思により手に入れるのが大人の態度である。自分自身のみならず、一家・国家・世界の責任者になる可能性がある。
他人の意思に従って行動するのが子供である。役人・使用人のようなもの。

手順所には未来の内容に矛盾があってはならない。
そのためには、文章が必要である。文章がなければ意味もなく、その矛盾を指摘することもできない。
未来の内容は、未来時制の文章で表現しなくてはならない。現在時制で表現すれば、それは真っ赤なウソになる。
ところが、日本語には時制がない。だから、未来時制もない。そして、未来に関する筋の通った内容もない。
このような状態では、上に立つ者は有効な指導力を発揮することはできない。
マニュアル組はノン・マニュアル組の耐え難きをたえ、忍び難きをしのばなくてはならない。

ジョン・ダワー博士は、予測下手な日本人のありさまを <敗北を抱きしめて>* の中で、以下のように述べています。

たしかに、資本家のほうが経済官僚より征服者を歓迎したということはあるであろうが、さしせまった敗北に具体的な計画をたてて備える、ということはどちらもしなかった。この意味では、この戦争に突入したときも、そこから這いでたときも、日本人はほぼ同じくらいぼんやりしていた。
1941年に真珠湾攻撃にでたとき、軍部や文官の指導者たちは、アメリカ合衆国の工業生産力についても、目前に迫る大々的な衝突がどのような道筋をたどるかについても、真剣に長期的予測をたてなかった。当時、東条首相は、「清水の舞台から飛び降りるしかないこともある」といった。戦争が終わったときも、エリートたちは、先の計画を立てることに関してはいい加減以外のなにものでもないことを自ら暴露した。戦争経済から平時経済への転換について、あるいは、平時経済とはどんなものかについて、真剣に考えた者はごくわずかだった。官僚も実業家も政治家もそろって、いまだに「清水の舞台」妄想のなかにいるようだった----映画フィルムの逆回しのように、なんとか後ろ向きにジャンプして、また清水の舞台に跳びあがれるだろう・・・・・。すべて、なんとかうまくいくだろう・・・・・。(引用終り)

   *ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 下 岩波書店 2004 p.346

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閲覧数241 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2013/11/22 20:38
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コメント(2)
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  • 2013/11/23 06:41
         

    富士山静岡空港の上に飛行機は着陸する。
    だが、そこには新幹線の駅もなく、空港から新幹線への連絡通路はない。
    最寄りの新幹線駅は掛川駅で、ここから空港行き (30 分) の無料バスが出ている。
    だが、不便なこと、この上ない。
    やはり、この空港には、飛行場真下の新幹線駅と連絡通路が必要である。

    我が国に新幹線につながっている国際空港はない。
    成田空港から東京に出るには、成田エクスプレスを利用しなくてはならない。
    中部国際空港から名古屋に出るには、名鉄常滑線を利用しなくてはならない。
    関西国際空港から大阪に出るには、JR特急で行かねばらならない。

    新幹線や空港などの社会資本に莫大な投資をしながら、この利便性の悪さはどうしたことであろうか。
    この国のマスター・プランはどのようになっているのであろうか。
    整合性に裏打ちされた利便性を追求するマスター・プランの作成が疎かになっていると、今回のせっかくの東日本の震災からの復興計画も世界の人が目を見張るものにはならないであろう。

    世界の各地からやってきて、富士山静岡空港にやってきた人は、何をするのであろうか。
    世界的な商業の中心地とは言えない静岡市では、国際空港の利用価値は少ないのであろうか。
    やはり、富士山周辺の観光を目的とする外国人に最適ということらなろう。物つくりの工場見学にも適しているであろう。
    おまけに、新幹線を利用すれば、東京 (229.3 km) へも大阪 (323.3 km) にもわけなくゆける。
    東海道新幹線沿線の住民の海外旅行にも便利である。


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    次項有
  • 2013/11/23 06:42
    このたびは、富士山静岡空港の新幹線駅について御意見をいただき、ありがとうございました。
    空港新駅が設置されれば、空港を利用される方の利便性を向上させるとともに、空港周辺地域の人の流れが格段によくなるため、交流人口を大幅に増加させるものと期待されます。
     JR東海は、2027年を目途に、リニア中央新幹線開業を目指しておりますが、中央新幹線に関する国の交通政策審議会の答申でも、これが整備されれば、東海道新幹線「のぞみ」の大部分が中央新幹線に移り、東海道新幹線の「ひかり」・「こだま」型を重視した輸送形態への変革や、新駅設置の可能性も生じ、東海道新幹線利用者の利便性の向上及び沿線の活性化が期待されるとしています。
     このようなことから、静岡県では、中央新幹線の整備推進に協力するとともに、交通ネットワークの将来像をビジョンとして示す中で空港新駅の実現を含めた東海道新幹線の新たな利活用についても検討していく予定です。

     平成24年4月13日

              静岡県文化・観光部交通政策課長 宮﨑 隆広
    次項有
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