産経新聞　2012年9月4日付　朝刊
【あなたの古着　世界の人々に】
〈28～30日、難波で寄付受付〉
　家庭でいらなくなった衣類を必要としている世界の人々へ届けるキャンペーン「あなたの古着を世界に届けよう」に取り組んでいる大阪市中央区の地下街「なんばウォーク」が28～30日、同地下街・クジラパークに特設会場を設けて衣類の寄付を受け付ける。
　なんばウォークが平成11年から展開しているキャンペーンで、使わない衣類や毛布などを会場まで持参してもらい、衣料を必要としている海外の人々に届ける取り組み。今回はラオスへ寄贈する予定。
　呼びかけているのは、カジュアルな夏物でシミや傷みのない洗濯済みの衣類、毛布、新品のシーツ、タオル、下着、靴下など。スーツやジャッケット、ワンピース、和服、ふとん、ベビー服、衣類以外の小物などは受け取れない。今回は若い人たちにも関心を持ってもらおうと関西の大学に協力を呼びかけ、大阪樟蔭女子大などの学生たちがボランティアスタッフとして参加する。
このキャンペーンでは、昨年までに延べ約7万人が衣類約280トンを持ち寄り、NPO法人日本救援衣料センターを通じて南米やアフリカ、アジア諸国へ送られている。問い合わせは（電話06・6643・1785，14～30日）。

〈読者投稿〉
　わたしは、このきじを読んで、これなら、自分にもできると思いこのきじをえらびました。24時間てれびで、せかいの人々のくらしが、自分とは、こんなにもちがうことをしり、あらためて、日本のゆたかさにかんしゃしました。日本は、ふけいきだといわれていますが、ほかのまずしいくにの人たちをみてい　たらすごくゆたかで、あんしんしてくらせるくにだとおもいました。
　みんなががっこうに、いけてべんきょうもできて、えいようもたっぷりのきゅうしょくもおなかいっぱいたべれて、ほんとうにしあわせだとおもいました。
　おかねもちの差は、ありますが、テレビをみて自分は、しあわせなんだなとおもい、何かじぶんにもできることは、ないかとおもっていたら、こういうきじがあったのでじぶんのふくをもっていこうとおもいました。
　じぶんは、まだ小さいのでこれくれいのことしかできませんが、すこしでもなにかのやくにたてれたらとおもったらうれしくなります。これからも、じぶんにげきることをひとつひとつやっていき、せかいじゅうの人びとがしあわせになったら、うれしいなとおもいました。
　こういうとりくみがあることをしって、こころがあたたまりしあわせにかんじました。
　　　　　滝野陽菜さん　9歳　大阪府
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　誤字脱字写し間違いあります。