ほほえましいですね。
案山子の子供見てみたいものですね。
案山子だって、子供はやはり可愛いものね。
どこに出かけても小さな子供に目がいってしまいます。
夕刊三重 2011年11月12日付 夕刊 【オサムさんの妻、“おめでた”】 獣害防ぐめおとかかし年内にも“出産”の予定 かかしの「オサム」さんの妻が“おめでた”――。松阪市飯南町有間野の粥見橋付近に設けた花畑「ありまの花広場」を獣害から守る“めおとかかし”の「オサム」さんの妻が妊娠した。制作した飯南町有間野の高橋悦男さん(61)によると、“2人”の子どもは鋭意製作中で、年内にも“出産”予定だそうだ。 「ありまの花広場」は、有間野地区住民協議会(伊藤義徳会長、約140世帯)の住民らが役180平方㍍の花畑に四季折々の花を植えて住民や訪れた人たちを楽しませているが、シカやイノシシによる獣害がひどく、かかしを設置して撃退することに。 「オサムさん」は高橋さんが同住民協議会の伊藤会長(58)から依頼され、昨年10月に完成させて設置したが、農作業中の男性が腰掛けてうつむくようにくつろぐ様子が「リアル過ぎる」と住民らの間で話題に。名前は有間野地域に実在する「おさむさん」似ているところから命名された。今年3月には隣に並んで座り、オサムさんに茶を勧める“妻”もでき、夫婦で24時間態勢で見張りを行っている。 高橋さんや伊藤会長によると、細かい設定は未定だが、オサムさんは推定50~60歳。まだ名前の無い妻も同年代だそうで、高齢出産に挑むことに。 今回の妊娠は伊藤会長がストーリーや設定を考え、子どものかかしの設置を高橋さんに依頼したが、完成するまで妻を妊婦姿にしようとおなかを膨らませ、雰囲気を盛り上げることにした。 高橋さんは「まさかこんな展開になるとは。取りあえず年内に子供1人が目標です」と話し、構想を膨らませている。伊藤会長は「高齢出産なので心配ですが、これから“妻”のおなかもどんどん大きくなっていきます。性別もまだ分かりませんが、ある日突然出産してみんなを驚かせたい」と話している。 ○〈読者投稿〉 記事を見たとたん、驚きとともにとても幸せな気持ちになった。 この「めおとかかし」の存在は初めて知ったが、なんともうすぐ“出産”の予定ということで、少子化が問題視される昨今に何ともめでたいニュースである。住民の方が楽しんでかかしを作っておられる様子、訪れた人々がほほえましくかかしを眺めている様子、そして新聞記者の方の”喜びを伝えたい”という熱い思いが強く伝わって来る。記事を読んだ私たちも、笑顔にならずにはいられない。このようなニュースが日本中にあふれたら、きっと希望の連鎖でつながっていけるだろう。 「元気なお子さんを産んでください。ご誕生のお知らせを見たらぜひお祝いに訪れたいです」とオサムさんご夫妻へ。そしてこのニュースに関わられた全ての方々には「つらいニュースが続く日々の中、久しぶりにほっこりと幸せな気持ちになれました。ありがとうー」と伝えたい。 池村友妃子さん 26歳 三重県 ※オサムさん夫妻には2011年12月24日、無事“2歳の女の子”が生まれました。 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |