安土の観音寺城攻略のあと忍者の里(甲賀市)に向かいました。途中「焼き物の里」信楽に立ち寄りました。私たち夫婦の「湯飲み茶わん」が古くなったので新調しようと数軒見て回りました。最後のお店でこんな「忍者狸」を見つけました。狸だから「ドロン」はお手のものですね!信楽町は甲賀市と合併したのでこんなコラボ商品も売り出していると話してくれました。衣装の色は7種類もありましたが、私たちはこの2色を選びました。これは結構人気があるそうで、仕入れるとすぐ売り切れてしまうのだそうです。他に「いいもの」というと佐和山城からの絶景です。琵琶湖から彦根市街全体が見渡せます。当然、眼下には彦根城も見ることが出来ますが、石田三成の居城だった頃、そして井伊直政が入城した頃までは残念ながら彦根城はありませんでした。佐和山城の大手門はこの写真の方向とは逆の方角にあり、中山道の抑えを担っていたという事です。 「三成に過ぎたるものが二つあり、島の左近と佐和山の城」と言われた通り、この本丸に天守閣が建っていたという事ですので(360度の眺望一つとっても)見事です。そして佐和山登山道脇にある清凉寺(1602年建立)は、有能な家老であった“島左近”の屋敷跡だったそうです。 佐和山城の石垣そして櫓などは彦根城築城のために移築され、その他はほぼ破壊されてしまったので私たち現代人が長い道のりを登城(登山)しても城らしい遺構は見当たりません。 まさに“戦国ロマン”ですね!