最近のテレビコマーシャルでどうしても気になることがあります。 それは洗剤「ボールド」のCMですが庭師に扮した「石倉三郎さん」が、長いはさみで松の剪定をしている場面です。 あそこに登場する“はさみ”は槇の木などの形を整えるもので、松の枝をあのはさみで刈ってしまったらアウトです。 他にBSの時代劇で堀の水草の中から忍びが顔を表すシーンがありました。 その水草は「ホテイアオイ」でした。 ホテイアオイは外来種なので、江戸時代には生息していなかったと思います。 掛川城でもロケがあった映画「雷桜」のワンシーン、加茂荘での蒼井優さんと宮崎美子さん母娘の会話シーンです。 かなりの雨の中ですが、二人の影がくっきり出ていました。 晴天の中で強硬に撮影が行われたんでしょう! その点、小川の辺(東山紀之さん、片岡愛之助さん)の御前試合(掛川城御殿)では雨のシーンを撮るのに半日以上雲待ちをしていました。 結局夕方までずっと晴れていたので、陽が陰ってから撮影しました。 出演者もスタッフもその間ずっと待ち続けていましたが、黒沢明監督の場合はそんなもんじゃなかったと聞きました。 |