私の父は老人クラブの会長をしていたのでよく弔事を読んでいました。
父の同級生の弔辞も一手に引き受けていましたが、自分が長生きしすぎたので「俺の弔辞を読んでくれる人がいなくなった」とよく言っていました。
結果的には3歳ほど年下の後輩が読んでくれました。
長生きすると話し相手もいなくなってしまうので晩年は愚痴ばかりでした。
どっちがいいんでしょうね?
10月7日、近所に住む百歳の方が亡くなりお通夜に行ってきました。よく聞くと親父と同級生だったようで東山口尋常小学校の何回生かの最後のクラスメートようです。
誰かが最後のクラスメートになるんだなあと思いました。そしてあちらの世界ではクラスメートに「お前は何をやっても遅かったもんなー。」と言われ歓迎されているような気がします。 |