その前に。 14日のNHKラジオのお昼の番組・旅ラジは、茨城県常総市の市役所からの中継です。 12日、都内新宿の四ッ谷駅近くにある司法書士会館での日本司法書士連合会による人権フォーラムに、途中参加でいきました。 障害者差別解消法をテーマとし、DPI日本会議の事務局長をされ、現在、内閣府の調査官の尾上浩二さん、千葉県障害者条例の案の策定に深く関わった佐藤彰一さんと高梨憲司さんのお3人さんが発言者として招かれるということが足を運ぶきっかけです。 私は仕事が休めない都合、冒頭の尾上さんの発言まで参加。 尾上さんは肢体不自由で車いすの生活。尾上さんと同じ立場の方々が活動する全国各地の自立生活センターのあいだでは有名な方です。 生い立ちから現在までのご苦労をまじえながら、解消法について概要を説明。 当事者の立場からの説明でしたので実感のこもった感じでした。 尾上さんとは私自身、12年ぶりにお目にかけることができました。 私はすでに会場をあとにしていますが。 佐藤さんは大学院の教授で弁護士、高梨さんは視覚障害の方。 おそらくお2人は10年前に千葉県議会で可決以降、千葉県障害者条例が歩んだ経過を中心に話をされたと思います。 さて、法律は来月施行ですが、国の周知や準備不足のため、実際には浸透はしていない感じです。 この法律は、あくまでも障害のある方ない方がともにという部分と、やむなく差別を受けた場合の相談と救済の手続きについてまとめられています。 相談と救済については、市町村に協議会を設置することになっていますが、千葉県に関してはすでに、障害者条例の中で類似の仕組みが盛り込まれており、千葉に関してはそのまま準用しても支障がないと思います。 地方自治体は、この解消法による職員対応要領を定めることになっています。 千葉県館山市が唯一、要領制定を公表していますが、ほかの自治体はどうしているのだろうか。 最後に。JR東日本における、みどりの窓口廃止、駅や列車の合理化、あるいはバリアフリーが進んでいない箇所の現状の問題について、私は解消法の第5条と第8条に抵触する可能性があるという見解であることをもうします。 今回のフォーラムで得た情報をもとに、私が所属する福祉団体または、私が主宰する任意団体で、集会を計画するつもりです。 |