冷たい雨と北風の真夜中の千葉岩井です。 14日の千葉日報より 私の地元の南房総市の5年前の震災に関わる特集記事が。 震災のタイミングで、旧千倉町に建設の朝夷行政センターの場所の変更。旧丸山町と旧和田町における小中学校の再編問題で、こちらも統廃合先の場所を決めるのに時間を要したことがかかれています。 記事には書いていませんが、後者の学校再編の方は実際には丸山、和田とも中学校は統廃合は完了しましたが、小学校に関しては段階的な統廃合という流れのようですので、完全な決着は得ていない現状です。 もう一つ。 東京湾アクアラインの千葉県側の最初に陸に着く木更津料金所の近くに、木更津金田バスターミナルがあります。 内房線の木更津駅の列車の発着本数よりも、はるかに高速バスの便が多い箇所です。 あらたに新しいバスターミナルを建設したものの、竣工が3ヶ月遅れの今年6月だそうです。理由はこのバスターミナルに新たに発着させる高速バスの便の本数をめぐり、バス会社と協議が続いているためです。 木更津金田バスターミナルから4キロ先に袖ヶ浦バスターミナルがあり、袖ヶ浦に立ち寄る高速バスを、どれだけ金田に停車をさせるかどうかで難航をしているとか。 空港でいう羽田と成田ではありませんが、金田と袖ヶ浦で路線のすみわけをすることではないだろうか。 金田から利用する方が羽田に行きたいのであれば、木更津羽田線を金田に停車する代わりに、袖ヶ浦・長浦発着がある品川線を羽田に停車するやりくりも可能と思う。 東京鴨川線が金田で乗降が可能です。かつて牛久・茂原・勝浦からの高速バスが袖ヶ浦の平川地区を経由した経緯があり、この3方面の路線が袖ヶ浦に乗降停車してもいいように思う。 内房線のことでも書いていますが、市町村の個々の思惑でなく、沿線地域全体のレベルで、有り様を模索しなければ利用者不在・置き去りになりかねないです。 ふるさと納税で、東北3県の被災自治体への寄付が激減をしているそうです。 先般、ふるさと納税ランキングで13位でした千葉県大多喜町が、返礼品をめぐり総務省から厳しい指摘を受けたぐらいに、各自治体は返礼品に必死になっています。 しかし、ふるさと納税は直接、税を納めることができないためにという趣旨が出発点。 大規模な災害があれば、自然とふるさと納税に託す方がおられます。 やはり、震災の被災地を忘れない想いが第一では。 |