イギリスが国民投票でEU離脱を決定。アメリカは強かった頃の姿を取り戻そうという候補が勝ち上がっている。またイスラムでは超過激な思想が台頭。日本でも在日外国人の権利を否定するヘイトスピーチが平然と行われる。局地的ではない、地球規模で内向きなテロも頻発。 いつからこんなに閉塞感が充満した世界になってしまったのか?僕は決して懐古趣味じゃあ無いけれどね。 ここは一つだけ懸念を。 イギリスの国民投票では、過激な主張がなされ、大衆に支持されたけれど、いざ現実問題となった途端に「そんな事は言っていない」などといった極めて無責任な事となっている。アメリカも現在を否定するあまり、実現不可能な主張があたかも目の前にぶる下がっているかのような幻想を振りまいているだけなのかもしれない。一般大衆には真贋を見極められるだけの眼力、思慮分別が総じて無いだけに危うい。 大衆はいつも惑わされる。 |