>■一日で人生が決まる、根強い学歴偏重社会 困ったものですね。一瞬で一生が決まる宝くじに近いものですね。
そうですね。どこの国でも、大学は高等教育機関として重要ですね。
>それにしても韓国の入試騒ぎは異常と言えるレベルである。
本当に、そうですね。熱しやすい国民性ですかね。
>なぜか?
それは、韓国民が人間序列の基準を求めてやまないからでしょう。
>理由は単純だ。
日本語にも韓国語にも、階称 (言葉遣い) というものがあります。ですから、’上とみるか・下とみるか’ の判断は、国民にとって重要です。人間の ‘品定め’ に対する要求は、強迫観念の水準にまで高められていますね。この強迫観念は、日本人にも、韓国人にも死ぬまで持続することでしょう。
>出身大学、つまり学歴がすべてを決める韓国で修学能力試験日は、まさに「人生が決まる一日」であるからだ。
出身大学で人生が決まるとは、大変なことですね。大学の学歴は、哲学を勉強する歴史ではないようですね。単なる上下のレッテルなのでしょう。大げさですが、日本にも似たような傾向がありますね。両国民は特に出身大学にこだわりますね。
>韓国で学歴は就職、収入、結婚において非常にメリットが多いため、それが決まる入試には受験生も家族もみんな必死になる。
学歴が、人間序列の目安として使われているのですね。学歴が処世術 (現実) の中に組み込まれていますね。大学の教育は、哲学 (非現実) のはずですがね。大人になるための教育です。高等教育を世俗的に解釈する以外に方法がないのでしょうね。
>受験生にとってそのプレッシャーはかなり重く、毎年入試に失敗した受験生が自殺したというニュースが集中するのもこの時期だ。 序列社会の道具立てとして受験が役割を果たしているのですね。本当の勉強はないのですか。我が国においても、人手不足はあるが、頭脳不足は聞いたことがありません。
そうでしょうね。大学は、韓国だけにあるわけではありませんしね。国際的な大学を目指すべきですね。
>政府や教育界でも色々な改革を行い、最近では「成績」ではなく「適性」と「能力」に合わせたコース、専攻を選択するように誘導して、ある程度の成果を得ている。
そうでしょうね。でも、日本語にも韓国語にも時制というものがありませんから、せっかく大学に入学しても、哲学 (非現実) の勉強は困難を極めるでしょうね。
>にもかかわらず毎年このような騒動が起こるということは、まだそれらはレアケースであって大学という看板が韓国社会で成功するための最も重要な「道具」であるという現実を韓国人はよく分かっているからである。
大学という看板が、序列社会の道具立てにしっかりと組み込まれているのですね。無哲学・能天気の道は、また成功への道でもあるわけです。無哲学と人間序列の国民が、最も容易に見つけられる人間序列の目安でしょうね。こうした言語に関する社会問題は、一朝一夕には解決が難しいでしょう。
.
|