2017年07月22日(土) 

 

 

>胡潤は今年4~7月、304人の富裕層(平均資産2000万元、日本円約3億3千万)を対象に調査を行った。その結果、46.5%の人が現在、移民を考えており、9%の人がすでに移民、または申請中であることがわかった。

 

中国の環境は中国人の金持ちにとっても良くないことが明るみに出ましたね。中国では、せっかく貯めた金が目的に対する手段にならないのは残念なことです。

 

>アメリカは3年連続して最も人気のある移民先となった。カナダは3位のイギリスを抑えて、今年2位に上昇、オーストラリアは4位。

 

アメリカが筆頭ですね。英語圏に対する中国人の人気は確実の様ですね。アメリカは、日本人にとっても親しみのある国ですが、これは、単なる偶然の結果ではないようです。良い教育が良い環境をつくっているのでしょう。英語を使った教育による ‘あるべき姿’ 追求への努力は、漢字圏の中国人にも認められてきたのでしょう。中国・ロシヤなども大国ではありますが、移民・難民は押しかけることがないでしょう。

 

>移民の動機は「教育」(76%)と「環境問題」(64%)が4年連続して1位と2位を維持した。その次に医療、資産の安全、政治環境、社会治安と続く。(略)

 

英語に基づく教育は、環境問題以下の種々の問題を解決の方向へと導いています。あるべき姿を持たない中国語による教育では、英米流の高等教育は達成できませんね。中国語を母語 (約12億人) とする人の数は英語の話者 (8億人) を上回っているのですが、第二言語として話す人 (2億人) はきわめて少ないです。つまり、中国語は国際語としてはあまり役に立っていないということです。教育には金が必要であるが、金だけではどうにもならないものがあります。それは、言語の問題です。そこで移民を決意することになる。いずれにしても、英語が言語として重要であることに変わりありません。

中国語 (マンダリン) を母語とする人は約12億人います。第二言語とする人は約2億人います。限られた地域に、寄り集まって生活しています。日本人と似たようなものかな。彼らは、中国・台湾・シンガポールに限られています。英語は母語、第二言語の話者は共に約4億人います。世界で最も影響力のある言語となっています。中国人の金持ちを動かすほどの力があるのでしょうね。

 

>これまでの移民ブームはそれぞれ労働者、技術者、投資移民がメインだったが、今回の移民ブームで、中国人富裕層は清潔な空気、安全な食品などハイクオリティ・ライフ(高品質の生活)を求めている。>今年5月、中国ポータルサイト網易はAP 通信がまとめた資料を引用して、この10年間、中国人は移民に240億ドルの費用をかけたと報じた。

 

 

 

 

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閲覧数743 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2017/07/22 22:20
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