夏休みに入ったばかりの今週、掛川市立第一小学校の3年生の男の子が、お母さんと一緒に大日本報徳社に来てくれました。 実は、2度目の訪問です。 7月11日、学校の総合学習の授業で来てくれたとき、説明をした職員がこんな話をしたんです。 「報徳社の常会は明治から141年も続いているんだけど、多いときには600人もの人がこの大講堂の中で話を聞いたんだ。1階と2階、いっぱいになっただろうね。今日は、人数が多いから(95名の訪問でした)2階には上がらないけど、興味のある子はまたおうちの人と来てね」 そしてこの日の訪問となったのでした。 嬉しいのは、報徳社のことをおうちで話題にしてくれたことです。きっと、夕飯を囲んで家族でこんな会話がされたのではないでしょうか。 「今日、報徳社に行ったんだよ」 「ああ、金次郎さんのところね」 「うん、いろいろ教えてもらったよ。でも、2階に上がれなくてちょっと残念だった」 「じゃあ、夏休みに入ったら、お母さんと行ってみましょうか」 「うん、行きたい~!」 大日本報徳社の大講堂は木造2階建ての近代和風建築です。1階の畳は81畳もあります。 「ほら」 お母さんが男の子に声をかけます。 「畳のヘリは踏まないのよ」 こんなふうに、当たり前に和室のマナーを子どもに伝えられるというのは、とても素敵なことだなと思いました。 嬉しいことがいっぱいあった小学生の2度目の訪問。 また来てくれて、本当にありがとね! |