今年のJリーグ・ディビジョン1も折り返し点を過ぎ、21試合を消化しました。 こよなく愛する清水エスパルスは現在勝ち点25の12位と、何とか食らいついている感じです。でも開幕前の目標は一桁順位、その位置にいる9位・鳥栖の勝ち点は31で、その差は6、小さいようで大きな差となってます。 一桁順位を目指す前に、とにかく至上命令となっているのはもちろんJ1残留。今回から分配金が見直され、J1クラブへの分配金が手厚くなった事を考えても、兎に角残らなきゃいけない状態です。そしてそんな状況下では、残留するための勝ち点が気になるところ。 過去4年間の15位(残留組)の平均勝ち点は35、そして16位(降格組)の平均勝ち点は30となってます(いずれも小数点以下切り上げ)。 残留組の15位で一番勝ち点が低かったのが昨年(2016年)の勝ち点30、逆に2014年は勝ち点35でも降格となってます。 そう考えると残留を果たすには最低でも勝ち点36が必要かな? でももう一年遡った2012年は、残留組・15位の勝ち点は40で、降格の16位が勝ち点39でした。 そうするとやはり残留するには勝ち点40取らないと安全圏とは言えないのかな?勿論勝ち点は少しでも多いに越した事はないんですが。 そうすると清水は残り16試合で勝ち点15が必要となります。そのためには5勝必要なんですが、21試合で6勝7分の清水にとってはかなり厳しい数字。 昇格組の清水にとってはリーグ前半の17試合でどれだけ勝ち点を積み上げられるかがかなり重要なんですよね。その理由は一巡して後半戦のゲームでは、相手の研究やら補強が進んで中々勝てない状況に陥りやすいみたいなんですよね、すると現実的には3〜4勝辺りになるのかな。 そうなると足りない勝ち点は、負け試合をどれだけ引き分けに持って行けるかにかかってきます。3勝なら6分が必要、4勝ならば3分です。 まぁここは現実と理想の狭間で4勝3分で勝ち点40、ここら辺りを目指すのが妥当なんでしょうか!? 勿論負けを引き分けに持って行く力は必要ですが、それ以上に引き分けを勝ちに持って行く力が絶対的に必要である事は間違いありません。 新戦力として増田誓志選手が完全移籍で加入してくれました。本心から言えば、じゃあ何故本拓をいとも簡単に手放したんだ?と言いたくもなりますが、ここはグッと我慢! 増田選手が輝けるならば、清水エスパルスの残留はより現実的になり、一桁順位も夢では無いと思います。 ところで清水が増田選手を補強したように、と言うよりそれ以上に他クラブは積極的に補強を重ねていますね。 今日は新潟が新たに2選手の加入を発表しましたが、さてどうなる事やら。 |