2018年03月28日(水) 

 

 

>「90年代後半から始まった情報革命に構造的についていけなくなった」という部分は、政府による大企業優遇政策、雇用規制、大企業が今でも持ち続けている終身雇用制と年功序列、霞が関や大企業が天下りとして作ってしまった星の数ほどの特殊法人・子会社・関連会社が、人材の流通を阻むだけでなく、ベンチャー企業からビジネスチャンスや資金を奪っており、それが結果として、世界に羽ばたくベンチャー企業を日本から生み出すことを難しくしているという構造的な問題があるという意味なのです。

 

我が国に関する実況放送・現状報告を何回繰り返しても、現実から逃れることはできませんね。考え (非現実) の内容を現実の内容に変える意思が必要です。意思は未来時制の文章内容ですが、日本語には時制というものがありませんので、日本人には意思がありません。それで、優柔不断・意志薄弱に見えます。無為無策でいる。意思のあるところに方法 (仕方) がある (Where there’s a will, there’s a way.) のですが、意思が無く、仕方がないので、日本人は諦めています。だから、構造的な問題を解決するのが難しいのです。

 

>つまり、もう少し分かりやすく言えば、高度成長期に作られた教育システムと社会システムが、変化の早い情報時代になって時代遅れになっているにも関わらず、そのシステムの中で成功して来た人たちや企業が抵抗勢力となり、Microsoft、Google、Apple、Facebook、Amazon のようなソフトウェアを武器にして社会全体を飲み込んでしまうようなベンチャー企業の誕生を阻んでいるのです。 

 

そうですね。我々にとって、お変りの無いことが天下安泰のしるしですね。家内安全・商売繁盛ですね。ところで、世界観は、過去・現在・未来の世界の内容(非現実)を考えることです。言語に時制というものがあると、これらの三世界を綺麗に分けて考えることが出来ます。無ければ世界は動かない。日本語には、時制が無い。だから、日本人は過去の世界から抜け出して、来るべき世界に備える構想は、持ち合わせていません。教育システムも、社会システムも、時代を先取りすることは難しいのです。これは、メンタリティ (考え方) の問題ですね。

 

時制は日本語にはありませんが、英語には有ります。ですから、英米流の高等教育を受ければ、情報時代に対処することも可能になります。我が国でその留学の教育成果が発揮出来ないのであれば、外国で発揮したらよいです。インド人は、外国においても知的産業に貢献しています。彼らは、頭脳不足の国で、働いています。人手不足はあっても、頭脳不足を生じない我が国の国柄を改めるには、この際、英米人から考え方を学ぶのが最良の方策でしょうね。

 

 

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閲覧数1,056 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/03/28 23:10
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