掛川城天守閣復元にあたっては青森ヒバが約95%使用されています。 ヒバはヒノキの親戚で「あすなろ」とも呼ばれています。 「明日はヒノキになろう!」・・・で「あすなろ」といういわれもあります。 ちなみに、この階段はヒノキで、天守最上階の天井は四国のヤナセ杉が使われています。 実はこの青森ヒバはヒノキより殺虫成分が多く含まれていて、中尊寺や弘前城にも使われています。 今回、東北のさくらツアーに行くにあたって「青森ヒバってどの当りが産地なんだろう?」と考えていました。 ところが「津軽鉄道」に乗ったところ、そのガイドさんが青森ヒバについて教えてくれました。 途中に「金木町(かなぎまち)」という駅がありましたが、この辺りだそうです。 金木町は現在五所川原市に併合されてしまいましたが、昔は青森ヒバしか金になるものがなくて「金のなる木=金木町」になったとか・・・・ この辺りには「太宰治」の生家があり、吉幾三さんの出身地でもあります。 いずれゆっくりと訪れてみたくなりました。 |