きょうは「時の記念日」です。 掛川城には江戸時代から明治初期にかけて城下に時を知らせた太鼓が現存しています。 全国で14しか残っていない太鼓の直径は90cmもあり、7番目の大きさです。 毎年、時の記念日にはこの太鼓を打ち鳴らす「打ち鳴らし式」が行われます。 掛川市の松井市長による記念の挨拶のあとは、午の刻(午後O時)の打ち鳴らしのカウントダウンまで、わたし服部平太夫が時にちなんだ歴史を皆さんにお話する慣わしにになっています。 0時なると市長の打ち鳴らしに続いて、来賓の方、一般市民の方、観光客が報刻の太鼓を叩きます。 今年は95歳のおばあちゃんが叩いてくれました。 そして、結婚式を間近に控えて前撮りに訪れたカップルも共同作業でひと馴らしです。 打ち鳴らした人はクノイチから記念品(砂時計)のプレゼントがありました。 最後は掛川城戦国おもてなし隊の面々による打ち鳴らしをして閉幕しました。 きょうはフランス人のカップルがちょうど御殿を訪れていたので思いがけないイベントに大喜びでした。
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