学校辞めたい、仕事を辞めたい、以前2人の息子が言っていたセリフです。 そこに至るまでの物語を聞いていないので、良いも悪いも言いようが無い。でもそこまで思い込んでしまった事自体は重く受け止めていた。 お前がそう決断するにはそれ相応に悩み抜いての事だから駄目だと言うつもりは無い。但し今握っている手を離すのならば、次に手を握る相手先が有るのか?無いのならば見つけてからにしなさい。 結局そう言うしか手立てが無かった。幸いにも2人とも最終的には「辞める」とは言いませんでした。 さて、この話をする時も国際・外交問題に当てはめてみましょう。 お隣の国では日本との関係を色々と見直しています、所謂『積弊清算』の名の下に。 まぁそれ自体にアレコレと他人が口出す権利も無く『どうぞご自由に』とでも表現しておきます。 がしかし、その火の粉が自分の身にまで飛んで来るのならば、途端に『一言物申す』とならざるを得無いんですよね。 積弊清算、それは今の価値観、権力者から見た価値観で決まってはいませんか? 積弊清算、清算するのは自由だけれど、清算後の事を考えてますか? 積弊清算、誰の為にやってますか?全国民?支持者?まさか自分(権力維持)のため? 以前にも書きましたが、正義はその時々の世の中(国政、外交、経済、etc…)の状況によって違いがあるもの。それを今の価値観だけで、そして感情に任せて処理しても『次の一手』迄はたどり着け無い。 たどり着かなくても良い、今という瞬間に喝采を浴びる事をよしとしていませんか? 今のお隣を眺めていると、頂点を含み政治家は居るが、為政者は存在し無いように見えて仕方が無い。 それなりに国力をつけ、国際社会で一定の地位を築いた今、それまでのコンプレックスを振り払おうとする思いは理解する。そしてコンプレックスを抱き続けた相手を叩きたい気持ちが分から無いとも言わないが、右手で力一杯殴りつけておいて、左手を差し出して『スワップ宜しく』と言われても『ハイそうですね〜』などとはならないんじゃ?というのが僕みたいな素人の感情。 ツートラックと言われても、単に「いいとこ取りじゃん!」と思ってしまうのは僕だけか? 叩きたければ叩けばいい、でも相手に「じゃあスワップ再開しましょう」と言わせる次の一手をお持ちですか? もし無いのならば、それは丸腰で戦場に飛び込んでいくようなものではないでしょうか?それも自国民を道連れにして…。 文ちゃん、それって典型的なマスターベーションだよ、マジで。 |