2019年04月20日(土) 

 

>日本の教育改革は、なぜ失敗するのか?

>いろいろな理由がありますが、一番大きいのは教員の仕事があまりにも多忙で、超過重労働によってブラック化しているからです。

 

手段の目的化が起こっているのでしょうね。手段の目的化が起こると、何処までも忙しくなります。

 

>2017年度に、精神疾患になって休職した教員は5,077人にも上ります。>給料も下がり続けています。

 

教員の労働条件が悪くなっているのですね。

 

>以前は、親が教員である場合、その子どもも教師になることが多かったです。>でも、今それも減っています。

 

世襲制度を頼っていては、やっていけませんね。

 

>教員である親を見ていれば、子どもも「これは大変だ。自分はやめておこう」となりますよ。>以前は教師である親が、わが子に「先生はいいぞ。やりがいがあって給料も高い。お前も先生になれ」と言っていました。>でも、今は「やめとけ」と言います。 >では、どうしたらいいのでしょうか?

 

その答えは、教員の労働条件を改善することですね。

 

>絶対に必要なのは、教育予算を増やして教員を増やすことです。>1人の先生が最大40人まで受け持つ(40人学級)などという状態は、先進国で唯一、日本だけです。>ヨーロッパもアメリカも、先進各国はどこもかしこも30人以下です。>しかも、複数担任制が常識化しています。1人の教員ではなく2人以上の教員が受け持つのです。

 

わが国の教育環境が、ガラパゴス化しているのでしょう。他国の長所を見習いましょう。猿真似は、得意ではなかったのか。

 

>同じ空間に複数の大人がいるので、教員による暴言や体罰も防げます。セクシャルハラスメントや性犯罪も防げます。>それぞれの子どものニーズに合わせた対応も可能になります。>子どもの学力に応じた指導も、心のケアも、よりきめ細かくできるようになります。>いじめの発見率も高まります。>学力にしても、いじめの問題にしても、1人の教員が見る人数を減らさないことには、どうしようもありません。>教員を増やすためには、教育関係予算を増やす必要があります。ところが、日本の教育予算がGDPに占める割合は、常にOECD加盟国の中で最低です。

 

そこまでわかっているならば、あとは予算を増やすばかりですね。

 

>学力低下、いじめ、先生の不祥事など、教育現場における問題が発生すると日本中が大騒ぎします。>そして、「学校も先生も、もっとしっかりしろ」ということになります。「教員はもっと力量をあげろ」とか、「もっと児童・生徒とコミュニケーションを取るべき」とか、「関係部署がもっと連携しなければ」とか、いろいろ出てきます。>でも、全てが精神論です。>だから、一向に教育改革が進まないのです。

 

日本人は、精神論が好きですからね。先の大戦でも、米国の爆撃機B29に対抗して、竹槍と精神論を出してきたが、無残な結果に終わりました。それでも、反省の色はありません。学習能力がないというのかな。

 

>どんな企業でも、特定の部署の業績を伸ばしたいと思ったら、そこの予算を増やして人員も増やします。>当たり前のことです。>それをやらずに、精神論だけで「もっとがんばれ」と言っているだけでは、決してよい結果は出せません。>教育も同じことです。 

 

そうですね。’頑張って’ は、日本人の口癖ですね。。

日本人は、教育を使った序列争いの方にばかりに気を取られて、教育の質の方には一向に関心がないようですね。序列争いに血道を上げるのは、我が国の陋習ですね。

 

日本人が精神論にこだわるのには、深いわけがあると思いますね。日本人には、意思がない。意思は、未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがない。だから、日本語脳裏には未来時制というものはなく、日本人には意思がない。優柔不断・意志薄弱に見える。その対処法として、精神修養が考え出された。武芸を通して動作を機敏にする。意思がないので恣意を鍛えて、意地・根性・大和魂に育て上げる。意思は文章内容であり意味があるが、恣意の方は、バラバラな単語 (小言・片言・独り言) のままで存在し文章にならないので意味がない。リーズン (理性・理由・適当) が無いので、恣意により為した行為には説明責任がとれない。精神主義による鍛錬により動作の機敏性は得られても、リーズンは得られない。だから、教育改革も失敗する。

 

 

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閲覧数389 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/04/20 09:41
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