2019年06月08日(土) 

 

> 有名大学に入学したとたん、何をすればいいのか分からなくなる学生がいる。

 

それは、そうでしょう。学生は、序列競争の圧力に追いかけられてやっとここまで来たのだからですね。

 

>その原因は「学ぶ喜び」を奪う受験勉強の行き過ぎにあるのではないか。

 

序列競争の過熱化は、学ぶ喜びとは関係ありませんね。

 

>ジャーナリストの池上彰氏と作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が対談した――。

> 「地方の公立校の人間が非常に少ない」

 

地方の公立校は、処世術に後れをとっていますからね。

 

> 【池上】私は、今、東京工業大学で教えているのですが、いろんな意味で深刻だと思うのは、入ってくるのが圧倒的に首都圏の中高一貫私立校出身者で、地方の公立校の人間が非常に少ないことなんですよ。状況は、東京大学でも一橋大学のような大学でも同じでしょう。

 

首都圏には、世俗の処世術に長けた人間が非常に多いですからね。

 

> 【佐藤】学生たちが均質化している。

 

受験勉強は、同次元序列の争いですから、個性はあって無用なものとなる。その結果、学生たちに没個性・均質化が起こる。

 

> 【池上】そうです。 >彼や彼女たちは、基本的に恵まれた環境に育ち、子どもの頃から塾通いをし、偏差値の高い私立学校で学び、とずっと同種の人間たちばかりのコミュニティーで育ってきました。>頭はいいし性格も悪くないのだけれど、視野が狭い。

 

偏差値教育には、世界観が欠けている。

 

>難しい方程式をスラスラ解くことはできるのに、今世の中がどうなっているのかというようなことになると、全然知識がないのです。

 

彼や彼女たちは、処世術の方に磨きがかかっていますからね。

 

かつての東大には、地方の公立高校出身者が多数いて、野武士のような若者たちが梁山泊を形成して、天下国家についても侃々諤々(かんかんがくがく)やったわけでしょう。>今は、そんな雰囲気はまったくありません。

 

現代の学生に天下国家は関係ありませんね。

 

>当然、その環境は霞が関まで続いていて、そういう人間たちがごそっとそこに集まるわけですね。>これは恐ろしいことです。

 

そうですね。受け売り専門の天下の秀才ばかりでは、地球村はどうにもならない。

 

> 【佐藤】それに比べれば、私が同志社大学の神学部で教えている学生たちは、同質的ではありません。> 中略 > 日本の教育は「総崩れ」ではない 

 

苛烈な掃討作戦にも生き残りがいたのですね。

 

>【佐藤】だけど、教えた中学生の中には、大学レベルの授業に十分ついて来られる子もいて、驚きました。

 

そうでしょうね。個人の適性は、各種各様ですからね。

 

>しかも、生徒たちには、他人の気持ちになって考える共感力があった。>「受験刑務所」化していない証拠です。

 

そうですね。忖度 (推察) ・歌詠みは、日本人の得意芸ですからね。

 

> 先生と話していると、口には出さないけれども、受験には適性があるという思いが伝わってくるんですね。

 

序列競争のために、個人の適性を殺すことは残念なことですからね。

 

>「覚えて再現する」という試験にも向き不向きがあるから、1、2年間頑張って、向いていないと思ったら無理して難関大学を目指す必要はない。

 

そうですね。人には、向き・不向きがありますからね。

 

>受かる大学でしっかり勉強して、そこで上位層に食いこむほうが、よほど意味があるだろう、と。

 

得手に帆を揚げる人生を選ぶのですね。

 

>実際に生徒を教え、先生たちと話してみて、あそこの教育はグローバルスタンダードに耐えうるんじゃないかと、私は個人的に思いました。

 

没個性の旋風に耐える学校も例外的にあるのでしょうね。

 

>あえてそういう経験をお話しするのは、特定の学校を持ち上げることが目的ではありません。

 

そうですね。特定な学校にもいろいろありますからね。

 

>日本の教育が大変なことになっているのは確かなのだけれども、かといって「総崩れ」になっているわけではない。

 

そうですね。わが国は、昔から地道に教育をやってきましたからね。

 

>そこも正確に見ながら必要な改革を進めていくことが大事だ、と考えるからなのです。 

 

大人による、子供の個性の見極めが必要ですね。思考停止の状態でありながら ’序列・序列’ で明け暮れるわが国の序列社会が間違っている。世俗の序列制度の廃止が必要な改革でしょうね。

 

 

 

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閲覧数502 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/06/08 10:50
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