2019年11月17日(日) 

 

 

>今こそ、日本人は祖国への誇りを取り戻し、祖国の育くんできた輝かしい価値観を再認識する必要がある。 >座標軸を取り戻すのだ。 >これなくしては根無し草のようなものであり、目前の現象にとらわれどんな浮足立った改革をしてみても、どうなるものでもない。

 

そうですね。われわれ日本人には哲学 (考え) が必要ですね。

 

>どの選挙でどの政党が勝ち、誰が首相になりどんな政策を打ち出そうが現代日本の混迷は解決するどころかひたすら深まるだけである。

 

そうですね。国会議員が離合集散に明け暮れるばかりでは混迷の解決にはなりませんね。

 

> 祖国への誇りと自信が生まれて来れば、日本を日本たらしめてきた価値観を尊重するだろう。

 

我々は、価値観の創設が必要ですね。

 

>アメリカが、アメリカンスタンダードである貪欲資本主義をグローバルスタンダードと言い含めて押しつけようとしても、「日本人は金銭より徳とか人情を大事にする民族です」と言い抵抗することができたはずである。

 

‘徳’ が ‘得’、’人情’ が ‘恣意’ (私意・我儘・身勝手) と解釈されているところに問題がありますね。

 

>規制なしの自由な競争こそが経済発展に不可欠と主張し強要してきても、こう切り返せたはずである。>「日本人は聖徳太子以来、和を旨とする国柄です。>実際、戦後の奇跡的経済復興も、官と民の和、民と民の和、経営者と従業員の和でなしとげました」。

 

無哲学でありながら、ただ ‘和’ だけを主張するところが問題ですね。哲学 (考え) を受け入れてこそ、和があるのでしょう。そうでなければ、アニマルの世界と同じです。

 

>これを言わずアメリカ式を無批判にとり入れたから、日本特有の雇用が壊され、内閣府によるとフリーターは四百万人を超え、完全失業者は三百万人を上回ることとなった。

 

日本人には、批判精神 (critical thinking) がない。だから、相手の言うことをただ鵜呑みにするしかない。

時制のある文章内容は、それぞれに独立した非現実の三世界 (過去・現在・未来) を表すことができる。これは、世界観と呼ばれるものである。それぞれの世界の内容は、果てしなく展開が可能である。初めは、それぞれの世界の内容は、誰もが白紙の状態である。しかし、白紙の状態は、誰しも気になる所である。そこで、各人は、考える人になる。自分なりにその内容を少しずつ埋めて行く。そして、自分自身の世界観 (world view) を持つようになる。自分自身の ‘あるべき姿’ (things as they should be) で、’今ある姿’ (things as they are) を批判すれば、その人は批判精神を持ったことになる。時制は、英語にあって日本語にない。批判精神は、英米人にあって日本人にはない。

 

> 占領軍の作った憲法や教育基本法で、個人の尊厳や個性の尊重ばかりを謳ったから、家とか公を大事にした国柄が傷ついてしまった。

 

家とか公は、序列観念に由来したものですね。これは、日本語に由来したもので、世界の基準にはならないでしょうね。

日本語には、階称 (言葉遣い) というものがあります。’上と見るか・下と見るか’ の世俗的判断が疎かであると、日本語の日常会話にも差支えが出るほど重要なものです。

その上、日本人の礼儀作法は序列作法になっているので、世俗の上下判断が疎かであっては、礼儀正しい日本人になることもできません。

人を見損なってはいけないという想いが高じて強迫観念の域にまで達しているので、日本人は堅苦しい生活を余儀なくされています。

日本人はお互いに、’頑張って’ 、‘ご苦労さん’ と言い合っている。決して、’気軽にやれ’ (Take it easy.) とか、’うまくやれ’ (Good luck.) とは言わない。

 

>これはGHQが意図的にしたことだった。>家とか公との強い紐帯(ちゅうたい)から生まれるそれ等への献身と忠誠心こそが、戦争における日本人の恐るべき強さ、と見抜いたからである。

 

そうですね。家も公も序列制度になっていますね。序列による協力が日本人の特技でしょうね。

 

>占領の一大目的である日本の弱体化には、軍隊を解散するばかりでなく、そこから手をつけなければならなかった。

>そこで個人ばかりを強調したのである。

 

個人主義によることなく、滅私奉公を強調したのですね。

 

> 東京裁判のおまじないが解けない日本人は、公への献身は軍国主義につながる危険な思想、などと自らに言い聞かせ、個人主義ばかりをもてはやした。

 

個人判断の利かない日本人が軍国主義に走ると危険だからでしょう。

 

>個人主義の欧米が、日本など比較にもならないほどの争いに彩られた歴史を有することを顧みなかったのである。

 

個人主義獲得の歴史は、闘争の歴史でもありますからね。

 

>この結果、家やコミュニティーとの紐帯を失った人々は浮草のようになってしまったのである。

 

序列社会を離れた日本人は、移民・棄民のようになって持てる力を十分に発揮することができませんね。

 

>困った時には家や近隣や仲間が助けの手をのべる、という美風を失ったのである。

 

日本人の礼儀作法は、序列作法により成り立っています。ですから、だから、日本人には序列社会が必要です。序列なきところに礼儀なしですね。

 

 

.

 

 

 

 


閲覧数369 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/11/17 01:45
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=842768