2019年12月01日(日) 

 

 

> 日本人の世界観について考える時に決して忘れてはならない人物を一人挙げたい。 >それは三島由紀夫である。 >彼は昭和45年11月25日に自決しているが、その約4ヶ月前の7月7日に産経新聞に書いた「果たし得ていない約束―私の中の二十五年」という評論の中でこう述べている。 > 二十五年間に希望を一つ一つ失つて、もはや行き着く先が見えてしまつたやうな今日では、その幾多の希望がいかに空疎で、いかに俗悪で、しかも希望に要したエネルギーがいかに厖大であつたかに唖然とする。

 

わが国には何でもあるが、ただ夢と希望だけがない。実現の方策をどこかで誤ったのでしょうかね。

 

>これだけのエネルギーを絶望に使つてゐたら、もう少しどうにかなつてゐたのではないか。

 

エネルギーは哲学の代わりにはなませんね。哲学とそれに見合った方策が必要ですね。

 

>私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。

 

そうでしょうね。日本人には世界観がない。来るべき世界に対する希望が常に想定外になっていますね。

 

>このまま行つたら「日本」はなくなつてしまうのではないかといふ感を日ましに深くする。

 

無哲学・能天気の国は存続するでしょうね。

 

>日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであらう。

 

そうですね。それが日本人の望む大国でしょうね。気分・雰囲気に酔いしれていることはできませんね。

 

>それでもいいと思つてゐる人たちと、私は口をきく気にもなれなくなつてゐるのである。

 

残念なことですね。あなたは大いに口をきいて自己宣伝をすべきですね。

 

> 彼が批判しているのは日本独自の「世界観」を失い、米英の世界観に完全に洗脳された、経済大国である以外に何の取り柄も無い空虚な国と化した日本である。

 

日本人にはもともと世界観 (非現実) の内容などないでしょう。日本語は、’今・ここ’ に根差した言語ではありませんか。非現実の内容 (世界観) など表現する余地はないでしょう。

 

> 彼がそれを激しく批判したにも関わらず、彼の死後の日本は日本独自の世界観から更に遊離してしまった嘆かわしい現状にある。

 

彼の批判の内容が十分に理解されていませんね。日本人には、世界観がありません。借り物の世界観でも良いというのでしたら、前世・現世・来世の三世界があります。でも、日本人はインド哲学の三世界を信じているようでもありませんね。

 

>ネット右翼達を含めた多くの日本人は米英を崇拝して中国や北朝鮮を見下し、中国や北朝鮮より富裕であることを唯一の心の支えとしてしまっている。

 

物質主義の魅力は強力ですね。 日本語の‘いま・ここ’ の内容に合致しますね。だから、説得力がある。清貧の魅力は見失われがちですね。

 

>私の周囲の人々の多くもそのような人々である。

 

物質主義は普遍的ではないですかね。強い説得力があります。

 

>私も三島由紀夫と同様にそのような人々と口をきく気にもならないのだが、生活のためやむを得ず交流しているのである。

 

それは、必要なことですね。やはり対話を通して自己の内容に説得を図るべきですね。

 

>もはや日本という国はほとんどなくなってしまっているのである。

 

そんなことはないでしょう。日本はこれから伸びる国でしょうね。なくなる理由など何処にもありませんね。

 

>多くの日本人は「戦後民主主義」なるものに満足している様である。

 

民主主義は必要ですね。これ以上の政治形態が見つかるまでは、民主主義にすがって生きて行くでしょうね。

 

>しかし、日本の真相は、国家主権を失い米国政府を通じた国際金融資本の命令を実行するだけの植民地政府に他ならない。

 

無哲学・能天気な国民であっては、衆愚政治にならざるを得ませんね。国民の自覚が必要ですね。

 

>世界覇権国である米国すら国家主権は無く国家内国家に支配されているのだから、日本が国家主権を回復するには米国の国家内国家を倒すことが必要不可欠なのだ。

 

外をとやかく言うよりも、内が何よりも大切ですね。

 

>「民主主義」とは、国際金融資本が国家主権を奪ったこと、あるいはこれから奪おうとしていることを隠すために行われている宣伝に過ぎないのだ。

 

国際金融資本をとやかく言うより、自国民の無哲学・能天気の状態を問題にすべきでしょうね。各人に哲学は、必要である。Everyone needs a philosophy. 

 

> _________________________________ 

 

 

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閲覧数398 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/12/01 20:04
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