昭和の時代を生き抜いた?ウチの法人、時代の要請に乗り拡大を続けて来た。でも法人自体のポテンシャルには限界があるのは紛れも無い事実であり、それを知っているからこそ正規スタッフだけではなく、一年契約のスタッフで賄う様な経営をして来た。 でも世の中の景気なんて青天井で有る筈もなく、それまでの経営手法がいつまでも続く筈もない。 世の中が類をみない好景気に浮かれ、それがあたかも未来永劫続いていくかの様な錯覚に陥っていたのと同じ様な有様だ。ふと気付くと組織はかなり歪な形となってしまった。 本来の母屋はこじんまりとしているのに、その後は増築(新規事業)を繰り返し、増築した部分と母屋との間は雨漏りがしている、そんな感じかな?。 僕の仕事は老朽化した母屋を補強する事は勿論、陳腐化し始めた増築部分を整理する事。それにより維持費を削減し、尚且つ風通しの良い建物にする事。 でもそうするためには今迄の常識や慣習を脱ぎ捨てる事から始めなきゃいけないんだろうな、難儀だよ。 |