昨日から「掛川市二の丸美術館」で山下清の作品が展示されています。
この東海道五十三次は晩年の作品で素描画です。 貼り絵として完成させる途中で亡くなってしまいました。
東海道ですので当然掛川宿も描かれていますが、それがなんと掛川城でした。 太鼓櫓を天守閣と思って描いたので「小さな城」というタイトルが付いています。 この絵を観ると天守台への昔の登城路が描かれていますが、彼は気がついていないんでしょう。
桜の枝が描かれていますが、その葉っぱの様子だと夏頃ではないでしょうか? この手前に座って描いていたと思うと、近寄って声を掛けたいくらいです。
もし二の丸美術館に行かれる方がいたら最初は近くで観て、そして一度見終わったら遠方から離れてみてみると更に素晴らしく感じる事でしょう。
期間:8月4日~10月2日(日) 9時~17時まで 休館日:8月8日、22日 9月12日、26日
観覧料:500円、小中学生は無料
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