■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/index.php?ps=3&pl=&s=&so=&key=44377&year=2014&month=4
■2014年4月の書き込み
書き込み数は38件です。 [ 1 2 3 4 ]
2014年04月14日(月) 
 もう桜が散った地域もあれば、まだこれからの地方もある。日本人は咲きはじめにも散りぎわにも花の美を感じる。満開は目で見て楽しむもの、散りぎわは心で見て少しばかり無常の思いに浸るものか。
 「えー、花見と申しましても見る人によっていろいろでして、お坊さんなんぞは『おうおう、見事に咲いたものじゃが、明日(あす)ありと思う心のあだ桜、夜半(よわ)にあらしの吹かぬものかは。南無阿弥陀仏』ってんで湿っぽくなりますな」
 花見の噺(はなし)のマクラに落語家はこんなことを言う。これには続きがある。
 「お侍は乱暴です。『見事に咲き終わったな。そ

閲覧数1047 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/14 18:29
公開範囲外部公開
2014年04月14日(月) 
〈特別篇〉寅さんの“家族の”ことば・おばちゃんのことば
 お見舞いもらったり、お返ししたり、
 どうして日本人はこんなめんどくさい事するんだろうね。
                     第38作『男はつらいよ知床旅情』から
 寅さんには、三人の母親がいます。一人は、産みの母親・お菊(ミヤコ蝶々)。もう一人は、夫が芸者に産ませた子供にも関わらず、長男、そして長女のさくらと分け隔てなく愛情を注いでくれた育ての母親です。
 しかし、育ての母も秀才の兄貴も早くに亡くなり、16歳で家を飛び出して以来、20年も故郷・柴又に帰らなかった寅さんにとって

閲覧数471 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/14 15:14
公開範囲外部公開
2014年04月13日(日) 
 〈特別篇〉寅さんの“家族の”ことば・おいちゃんのことば
 おい、まくら、さくら取ってくれ。
                  第8作『男はつらいよ寅次郎恋歌』から
 帝釈天参道で老舗の団子屋「とらや」を経営する車竜造は、江戸時代から数えて六代目と第6作『純情篇』の劇中のテレビ番組「ふるさとの川 江戸川」で紹介されています。おいちゃんは、寅さんとさくらの父・車平造の弟で、平造の没後「とらや」主人として店を切り盛りしてきました。
 第1作でおいちゃんを演じたのが、ベテランのコメディアン、森川信さん。戦前大阪で「森川信一座」を結成して大人

閲覧数430 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/13 11:31
公開範囲外部公開
2014年04月12日(土) 
〈特別篇〉寅さんの“家族の”ことば・さくらのことば
 一度はお兄ちゃんと交代して、あたしのこと、
 心配させてやりたいわ。
                    第8作『男はつらいよ寅次郎恋歌』から
 「男はつらいよ」は、兄を想うさくらと、妹の幸せを願う寅さんの「あにいもうとの物語」です。寅さんは旅先で、いつも故郷・柴又に住むさくらに思いを馳せ、ハガキを出したり、ときには電話でその元気な声を聞いて安心しています。望郷の念やまず、矢も楯もたまらなくなって、柴又に飛んで帰ってきてしまいます。
 寅さんが、気ままな旅暮らしを続けていられる

閲覧数794 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/12 12:02
公開範囲外部公開
2014年04月11日(金) 
  こういうことでしたらアタシにお任せ下さい。
                  第24作『男はつらいよ 寅次郎春の夢』から
 寅さんは、見て見ぬ振りができません。意中のマドンナの悩みには、前後の見境なく行動に出ることもしばしばです。その頼もしさは、彼女たちならずとも見ていて、気持ちがいいです。
「あっしにできることだったら」。この気持ちは、「無法松の一生」の富島松五郎の吉岡大尉夫人への「献身愛」と同根のものです。寅さんの「お任せ下さい」は大抵うまくいかないのですが、珍しく成功したのが第24作『寅次郎春の夢』でした。
 娘が英語教室を開

閲覧数580 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/11 11:54
公開範囲外部公開
2014年04月10日(木) 
   そう、心で歌え、心で。
                第23作『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』から
 文化放送「みんなの寅さん」は、東日本大震災からひと月も経たない、2011年4月4日にスタートしました。毎回「寅さん名場面!」をご紹介しています。実は音だけで渥美清さんの名調子を聞いて頂こうと思ったきっかけは、震災直後のツイッターでした。
 ぼうぜんとした日々のなか、寅さんのセリフをつぶやいたところ、多くのリツイートがありました。このとき、映画のために書かれた「寅さんのせりふ」が、現在を生きる皆さんの心に「ことば」として広がってゆくこと

閲覧数483 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/10 11:41
公開範囲外部公開
2014年04月09日(水) 
  俺の言うことなんか、気にすんなよ。
  きっと、幸せになれるから、な。
              第23作『男はつらいよ 翔(と)んでる寅次郎』から
 「男はつらいよ」シリーズには、さまざまな「幸せのかたち」が描かれています。なかでも、桃井かおりさん演じるマドンナの入江ひとみが、花嫁姿でとらやへ逃げてくる第23作『翔んでる寅次郎』は、「若い女性と結婚」をテーマにした作品です。
 寅さんが北海道で出会ったひとみは、結婚を控えているのに、沈みがちです。「本当はもっと嬉しくなきゃいけないんだろうけどね」と、寅さんに本音を漏らします。そこで

閲覧数865 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/09 11:50
公開範囲外部公開
2014年04月08日(火) 
いいか、離婚という言葉、これいけないよ。
  あと離れる、切れる、別れる、この手の言葉は一切使わない。
                  第22作『男はつらいよ 噂の寅次郎』から
 寅さんは、悩んでいる人を気づかい、傷つかないように、気配りする人です。ところが、時々、とんでもない方向に向いてしまうことがあります。
 第22作『噂の寅次郎』は、離婚に悩んでいる夫と別居中の早苗(大原麗子)が、とらやの従業員となるお話です。その早苗が、苦渋の決断をして離婚届を出してきた日のことです。自分が望んだこととはいえ、喪失感も大きく、悲しみにくれる早苗

閲覧数810 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/08 11:49
公開範囲外部公開
2014年04月08日(火) 
けさ5時過ぎNHKラジオあさいちばんで可愛い歌声が流れていました。

 「ドキドキドン!いちねんせい」
    伊藤アキラ作詞 桜井順作曲
サクラさいたら いちねんせい
ひとりで いけるかな
となりにすわる子 いい子かな
ともだちに なれるかな
だれでもさいしょは いちねんせい
(いちねんせい)
ドキドキするけど ドンといけ
ドキドキドン! いちねんせい
ドキドキドン! いちねんせい

チョウチョとんだら いちねんせい
カバンは おもいかな
ねむたくなったら どうしよう
きゅうしょくは うまいかな
みんなもおんなじ いちねんせい
(いちねんせい)
ドキドキす

閲覧数1206 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2014/04/08 09:53
公開範囲外部公開
2014年04月07日(月) 
 夏になったら啼(な)きながら、必ず帰ってくるあの燕(つばくろ)さえも、
 何かを境にばったり帰って来なくなることもあるんだぜ。
               第21作『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』から
ぼくは子供のころから「男はつらいよ」に夢中でした。幸いなことに、映画館で映画を観ることが当たり前の世代の父母に連れられ、幼い頃から、銀座や浅草の映画館で数多くの映画を観ることができました。
 昭和40年代半ばのことです。「男はつらいよ」封切の映画館は、たくさんの人々であふれていました。寅さんの一挙手一投足に満員の観客たちが声を上げて

閲覧数1052 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/04/07 11:50
公開範囲外部公開
[ 1 2 3 4 ]
■プロフィール
まーちゃさん
[一言]
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み