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2012年06月04日(月) 
第10回の全国フォーラムに参加してきました。
まずは、フォーラムの中で印象に残った言葉から。

・ICTの世界では、グーグルからフェイスブックへのシフトが進みつつあり、それはコンテンツ中心の世界が「人」中心の世界へ移行するとも捉えることができる。
・ソーシャルメディアは時間的なズレ、場所的に離れていることを補完できる。
・どのソーシャルメディアがいいとか、もうそういう話ではない。もうソーシャルメディアは当たり前。どれであれ、地域づくりにもビジネスにも人間関係においても必要な道具となっている。
・地域や個人の幸福に地域SNSがどう貢献できるのかを問うとき、数字ではなく実感が大切。
(でも実感は数値化しにくい。だから「e-じゃん掛川」にも予算がつかなかったと私は思っています)
・地域SNSの役割として「知る」「動く」「つながる」ことのできるツールであることがあげられる。
(掛川はまさしくこの三つが実現できたと私は思っています。分科会でもそういう評価でした)
・facebookは「知る」ことはできても、広すぎて「動く」が弱い。
・あと2~3年してくるとfacebookが飽和状態になり、人々はfacebookの外の世界に出たくなるだろう。そのとき、facebookに限界を感じた人たちが「地域」というキーワードで見つめ直し、地域SNSを見直すときが来る。

*****



私の出番は「地域SNS の栄枯盛衰に学ぶ、繁栄を目指すキーワードとは」という分科会でした。総務相系の地域SNSとして、千代田区の「ちよっぴい」が閉鎖されることになり、ここはまさしく総務省系の第一世代で、栄枯盛衰を地で行ったようなところです。その対比として、まずまずうまくいっている総務相系の地域SNSの代表として、掛川の事例発表をしてきました。

2年半の事業の概要と成果、そこから見えてきたまちづくりの可能性について発表したのですが、皆さん驚かれるのは、「看護部トピックス」や「図書館コミュニティ」など、ある意味「公」のコミュニティ、市の職員が関わっているコミュニティの充実度でした。
山武市と安城市の事例発表もあったのですが、地域SNSとしてまずまずうまくいっているとはいえ、行政からはある意味見放されたようなところがあるというのです。
掛川の場合は、小学校、学童保育、地域学習センター、まちなか情報など、みんなで情報を出し合って地域の活動を知ってもらおうよ、という「推譲」の精神に満ちたコミュニティがたくさんあることが特徴なのだと、私も改めて実感しました。
やっぱりそれは、掛川市が「生涯学習のまち」であり「報徳のまち」としての土台があるからなんだなあと改めて感じた次第。

改めて、facebookじゃなく「e-じゃん掛川」だからできることがあると、確信できたフォーラムでもありました。

*****

さてさて、今回パネラーということで「プロフィール」が必要ということで自分のプロフィールを送ったのですが、冊子になって一覧で見てみると、なんと私のだけ、みんなとちょっと違うのです。
例えば著作欄。「地域情報化における、なんとかかんとか」とか「未来を創る情報通信施策、なんとか」とか「地域再生とICTの、なんとか」とか、そういうすごそーなタイトルが居並ぶ中、
「ぼくの推理白書」
「ふしぎなコピー機のなぞ」
「高木君のカレー研究」
私のだけ、こんな感じなのです。

私の場合、児童文学からスタートしているので、タイトルがどうしてもこうなるのです。
とりあえず「ぼくの推理白書」だけプロフィールに入れたのですが、やっぱり浮いてました~~。(*´∀`*)

*****

さてさて、せっかく姫路に来たのだからと、姫路城にも行ってきました。
現在、平成の大修理状態で、美しい姫路城の全体像見ることはできなかったのですが、修理の様子をエレベーター越しに見ることができました。普通に歩いて見て回って1時間もかかりました。ぜーぜー。
とにかく広い。
城もでかい。
掛川城が、そして掛川というまちが、ほどほどで良かったなあとも思いました。

(撮ったのはこの写真だけ)(#^.^#)

外に出ると、自分のまちのことが改めてわかる、というのを久しぶりに実感した旅でもありました。おしまい。

閲覧数1,028 カテゴリ日記 コメント9 投稿日時2012/06/04 14:04
公開範囲外部公開
コメント(9)
時系列表示返信表示日付順
  • 2012/06/04 17:05
    ご苦労様でした。
    水出し新茶の評判すごかったですよね。
    1日200杯、2日で400杯。
    あっという間になくなってしまいました。
    びっくりしました。
    私は、パネラーの仕事を忘れるほどお茶出しや菓子出しやったような気がします。
    「生涯学習のまち」、「報徳のまち」といっしょに
    「お茶のまち」も全国にPRできたと思います。
    「地域SNSのまち」にもなっていったらいいなあ!
    私の日記はまだ「おしまい」ではないので、そのうち「姫路城」の写真出します。
    次項有
  • 2012/06/04 21:54
    minonさん

    「e-じゃん掛川」って、なかなかじゃんと思うと同時に

    K住さんて著作があるんだ、すごい!と思いました。

    児童文学からスタートしているんだ~と興味がそちらにいってしまいましたよ(^_^;)

    いつかゆっくり聞かせてほしいです。
    次項有
  • 2012/06/05 00:13
    お疲れさまでした。

    姫路城は、そりゃ美しいけれど、
    『ほどほど・・』が、
    心地良いですよね。
    次項有
  • 2012/06/05 16:25
    鉛筆O川さん
    エコキッズさん
    水出し新茶の評判、ホント良かったですね~~。
    久しぶりに茶娘(茶おばさん?)、がんばりました!

    minonさん
    著作って言っても全部共著ですから~。(*´∀`*)
    自分の著作が持てるように、四十うん歳(e-じゃんのプロフィールを見ればバレる…)、がんばります!

    窓口のマドンナさん
    ほんとに、ほどほどがいいね~。あんまり歩くと疲れるの~~。私には掛川城くらいが心地いいな~~。
    次項有
  • 2012/06/05 20:50
    他の都市で地域SNSが消えて行くような状況の中で、いいじゃんは逆に見直されて来ていると思います。

    最近掛川城もいいじゃんを通じた情報でお客様も増えてきていることは確かです。

    掛川城を訪れるお客様にとって、意外と人気がないのが姫路城なんです。
    完璧すぎて面白みがないようです。

    このお城の最終役割を考えると当然ですけどネ!
    次項有
  • 2012/06/07 13:02
    鉛筆O川さん
    > 最近掛川城もいいじゃんを通じた情報でお客様も増えてきていることは確かです。

    これは掛川城さんが、きちんとした情報を楽しく継続して発信しているからこそだと思いますよ。素晴らしい!

    確かに姫路城は、広すぎて、作り込みされすぎて、お城周辺を歩くにしても順路通りに「ただこなす」という感じがありました。順路が一本しかないので、想像の余地や遊び心や自由がない感じがしました。
    掛川城は自由に散策できて、やっぱり楽しいですよね!(#^.^#)
    次項有
  • 2012/06/07 23:30
    楽楽さん
    K住さん、フォーラムお疲れさまでした。
    久しぶりにお会いできて、楽しかったです。
    分科会のK住さんの報告、聞きたかったです。eじゃんの魅力、まだまだ知らないことがいっぱい、ありそうで。
    岡田先生と分担で、ほかの分科会に行かなきゃならなかったんですけど(ほかの分科会もよかったですけど)、、、う~ん、残念でした。
    次項有
  • 2012/06/08 16:26
    鉛筆O川さん
    楽楽さん
    こちらこそ、本当にお世話になりました!
    地域SNSに対する熱い想いをたくさん伺うことができて、私もたくさんの刺激をいただきました。

    うちの分科会はほんと盛りだくさんで、私自身も、他市の事例を聞けて非常に勉強になりました。
    分科会の様子は、そのうちきっと「ひょこむ」の動画で見ることができますね。(#^.^#)
    次項有
  • 2012/06/08 21:54
    楽楽さん
    そうですすね、動画配信の予定がありましたね。
    次項有
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