カケレコ編集部の「提供会員になる!!ファミリーサポートセンター講習会(H24度)」
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提供会員になる!!ファミリーサポートセンター講習会(H24度)
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2012年12月12日 13:41

ファミリーサポートセンター講習会


ファミリーサポート講習会が、10月30日より5日間にわたって開催されました。
ファミサポ提供会員になるためにはこの講習会への参加が必須になっています。
合計7項目の講習と実際に子どもを預かる実習を受けて晴れて提供会員として活動ができるようになります。

今回は新規登録を希望する人(すべての講習を一気に受講する方もいれば、日程を調整しながら時間をかけて受講する方もいます。)また、すでに登録会員で復習を兼ねて再度講習を受ける方が合同で受講しています。

「子どもを預かる」=「命を預かる」こと。講習を受講することで、依頼会員は安心して子どもを預けることができ、提供会員も不測の事態に備え安全に子どもを預かることができるようになる、とても大切な講習です。



講習内容は

・オリエンテーション
・幼児安全法(子どもの事故の予防と手当)
・子どもの発育と発達
・子どもの健康と遊び
・障害児のかかわりについて
・子どもを取り巻く家庭環境
・車内に潜む子どもへの危険性

上記のように内容は多岐にわたります。

オリエンテーションでは、ファミリーサポート制度の概要はもちろんのこと、
守秘義務や、活動時の基本的なルールやマナーを学びます。


それぞれの講座では、各項目のスペシャリストが講師として指導にあたります。
子どもの年齢にあわせた家の中の危険個所を話し合ったり、家にあるものでできる手作りおもちゃを実際に作ったりします。



受講者は真剣に講習を聞いたり、ときには子ども心に戻って手作りおもちゃに夢中になったり。また「車内に潜む子どもへの危険性」では、講師が実際にチャイルドシートの使い方をレクチャーします。年齢、体格にあったチャイルドシートの選び方、チャイルドシートの取り付け位置、座席への正しい取り付け方など勉強しました。

子どもや孫を車に乗せる機会がなければ、わかりにくいチャイルドシートですが、子どもの命を守る必須アイテムです。最近は送迎の依頼も多いので正しくチャイルドシートを利用することは必須項目です。(実際に自分の子どもに利用している私にもとても勉強になりました。)



こうして7項目の講習が終わるといよいよ実習です。
実際に子どもと過ごす実技講習を受け、ようやく提供会員としての活動がスタートします。


今年度の講習で8名の提供会員が誕生しました!!

〈ファミリーサポートアドバイザー 菅原千秋さんより〉



ファミリー・サポート・センターでは
「困っているのであれば何とかしてあげたい」、
そのような気持ちの提供会員さんにいつも助けられながら活動を行っております。
また、そのような提供会員さんが身近に居るということで、心強く思っている依頼会員さんも少なくないです。
こうした、人と人との出会いを大切にしている会員さん方をファミリー・サポート・センターは、これからも繋げていきたいと思っております。


・講習や登録について、ファミリーサポートについての問合せ先
 福祉課 ファミリーサポートセンター: 0537-21-1144
 利用をする場合には、事前の登録をお願いします。

・掛川市 ファミリーサポートセンターの詳細URL
(提供、依頼会員の入会申込書のダウンロードはこちらのページから)
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/life/kosodate/…apoto.html



〈取材を終えて〉

子どもを預かるために、こんなにも勉強してくれるのか…だからこそ依頼会員は安心して大切な子どもを預けることができるんだと思います。
この取材を通して、ファミリーサポートコーディネーターの菅原さんが何度か話してくださった「相互援助」という言葉がとても印象的でした。
地域で「子育てに参加する。」きっと昔は当たり前で自然なことだったかもしれません。現代の育児環境がいつのまにか昔と変わったのかもしれません。けれど、こうしたファミリーサポートの活動があることで、依頼会員、提供会員たちの感謝する気持ちや、やりがいを感じる心は、「地域皆で子育てする」ということにつながっていくのではないでしょうか。私もいつか自分の子育ての経験が生かせるようになった時には提供会員の講習を受けてみようと思います!

今回、取材に協力してくださった皆様、ありがとうございました。

取材・撮影 森茂香里


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